久々にフィルムスキャナーの使い方。というかレタッチソフトでも同様のことができるのだが、フィルムスキャンでの悩みの話題、ということで・・。
悩みとは表題のとおり、緑色の再現の話である。Elite5400IIのネガAEモードでスキャンすると、葉っぱの緑色がおよそ実際とかけ離れた色になることがよくある。だいたい黄色っぽくなってちょっと濁った感じになる場合が多い。
まず考えるのは、選択色補正で対象色に緑を選び、シアン(=青+緑と思えばよい)をプラス補正することである。もちろんこれでうまく行けばOKなのだが、意外に変化の度合いが小さかったり、どぎつい緑になったりしてうまくいかないこともある。
そんなときお勧めするのは、選択色補正で対象色にイエローを選ぶやり方である。
カラーネガAEのみのオリジナル

CONTAX RTS II Makro-Planar T* 100mm F2.8 F5.6 AE PRO 400
カラーネガAE+選択色補正(対象色:イエロー、補正:シアン+20%)の例

CONTAX RTS II Makro-Planar T* 100mm F2.8 F5.6 AE PRO 400
背景の明るい部分に黄色っぽい明るい感じを残しながら、全体は緑っぽくなって濁った感じが軽減されていると思う。よく考えてみれば当たり前の話なのだが、「葉っぱ=緑色」という先入観を捨て「黄色っぽい部分を変えたい=補正すべき色は黄色」ということで選択色補正で対象色をイエローにする、というのがミソである。色の変化を見ながらシアンをだいたい+10%〜+30%ぐらいの範囲に設定するとよい。やりすぎは禁物なので控え目に補正する。もちろんスキャン後にPhotoshopなどで対象色に黄色を選んでレタッチしても同じ効果が得られる。この方法は、この作例のように黄色い花がある場合でも意外に花の感じはそのままに葉っぱの色だけ変化してくれる。実はこの作例では対象色に緑を選んでも結構うまくいったのだが(笑)、イエローを選択して補正しても黄色い花に影響が出ていないので紹介させていただいた。
葉っぱの色にご不満のある方、一度お試しあれ。
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Tag : Makro-Planar100/2.8
- 2006/09/11(月) 23:17:06|
- スキャン&レタッチの話
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