うっちーの時々かめらまん

たまにしか写真を撮らない「時々かめらまん」。日本とブラジルで時々撮った写真をUPします。ご笑覧いただけると幸いです。

フィルムスキャナーの使い方(1)


フィルムスキャナーを使い始めて2ヶ月あまり。まだまだ初心者なのですが、スキャナーを使っていて、「あれれ?何これ??」と感じたあたりをときどき記事にしてみようと思います。これを読んだからといって「基本がマスターできます!」という記事ではないので念のため。デジカメのレタッチと基本的には同じなので、そういうご希望の方はP_chanさんの【匠のデジタル工房・玄人専科】CG・レタッチ編をご覧ください。
また、使っている機材がKONICA MINOLTA DIMAGE Scan Elite 5400 II(長い名前だ)なので、それ固有の機能が出てきてしまうところもご了承ください。他のスキャナーのときどうなるか、というのは使ったことがないのでわかりません!

まずは画素数をいくらにしようか、という話題。
1.5:1の比率が好きなので、デフォルト設定の600x404という画素数でスキャンしていたのですが、P_chanさんの記事を参考に、576x384を常用することにしました。できるだけ大きい方が迫力があっていいかな、と思うのですが、キリのいい数字の720x480はサムネイルなしではちょっと大きすぎるかな、と思います。また、どーでもいい写真のときは(全部そうだろ、って突っ込まないで・・・グスン)、480x320も併用することにしました。



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  1. 2005/10/10(月) 20:00:51|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方(2) デジタルICE


もともとフィルムスキャナーを買おうと思ったのは、コニミノのデュアルIVがリーズナブルなお値段で出ていたから。性能もよさそうだしこれで決まり、と思っていたのですが、購入直前になって、その上位機種のエリート5400 IIについているデジタルICEクワッドという機能が優れもの、特にデジタルICEという埃・傷除去機能は抜群、という評判を聞き、困ってしまいました。5400dpiなんかいらないし、そもそもお値段が倍・・・。結局、ヘタッピは機材のよさに頼るべし、というY/Cレンズ愛用の精神を思い出し、エリート5400 IIをお買い上げ(笑)。

さてその埃・傷除去機能のデジタルICEですが、たしかにこれは優れものです。古いネガは埃や傷、カビや汚れが結構あり、カビや汚れの場合は水でゴシゴシ洗って防湿庫の中で乾燥させれば何とかなりますがめんどーですし、埃はブロアーで飛ばしてもなかなか落ちないし(スプレー式の強力エアークリーナーがいいらしいですが)、傷はあとからレタッチするしかありません。しかしいずれの場合も、あまり程度がひどくなければ何もせずにこのICEをonにするだけで何とかなってしまいます。


たとえば・・・



ICE off




ICE on


まあこれは最近撮った写真で傷みはあまりないので、これぐらいは朝飯前という感じです。Photshopで修正していけばいいのですから必須ではないかもしれませんが、簡単に埃や傷が消えてなくなるのは便利です。



ところが・・・



ICE off




ICE on


こういう斜め線の多い画像は、ICE onによりギザギザが目立ってしまいます。どんなアルゴリズムなのかよくわかりませんが、常時onとするのではなく、写っているものの形やフィルムの状態によってon/off選択する必要がありそうです。


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  1. 2005/10/11(火) 00:40:52|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方(3) デジタルGEM


フィルムスキャナーについているデジタルICEクワッド機能のひとつ、粒状性軽減機能というやつですが、これは古い高感度フィルムなどをスキャンするときに便利です。




GEM off             1987年8月カナダにて FUJI ISO400




GEM on(50%)    

程度も調整することができ、デフォルトの50%でそこそこ満足する結果が得られます。



ただし・・・




GEM off             1986年12月カリフォルニアにて FUJI ISO400




GEM on(50%)




GEM on(100%)

このようにソフトフォーカスっぽくなってしまう時があります。アンシャープマスクなどを使ってシャープネスを回復させればよいのですが、このGEMもICEと同様、常時onではなく、粒状性が目立つ場合に限って使うべき機能と感じました。逆にポートレートでこの機能を活用してソフトフォーカスっぽくすることも可能なのでは、とも思います(その作例はないのだ・・・グスン)。



  1. 2005/10/16(日) 00:03:47|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方(4) ネガAE


コニカミノルタのエリート5400II、実に高性能なフィルムスキャナーで読み込みソフトの多機能さ・使いやすさとあいまって大いに気に入っているのだが、実は導入当初から困った問題に直面していた。


それは・・・




この例のように淡い色のネガをスキャンすると中央1/3が紫色に変色してしまうのである。ネガによっては上下1/3の方が茶色っぽく変色して見えるときもある。いずれにせよこの色ムラは淡い色の時しか起きず、ネガのカールの影響か、とか色々疑ってみたがわからず、不良品かもしれないと思ってお客様フォトサポートセンターにサンプル画像とともに本体を送って見てもらったが、機能・性能に異常はない、とのこと。ただし、「フィルムの撮影シーンや露出状態によってスキャン時のAE(露出補正等)量が大き過ぎた場合等には目立ち易くなります」とのコメントが返ってきた。

AE? ああそうか、ネガAEのAutoとManualの設定があったっけ。そこでManualでスキャンしてみた。




すると、ごらんのように真っ青な画像。たしかにムラはほとんんどなくなっているように見えるが、ここからPhotoshopで色補正してまともにするのはえらくしんどい。スキャン時のManual設定でAutoと同じような明るさ&色合いにしようとすればAutoと同じような色ムラが出てしまうので(当たり前か)意味がない。
結局、Autoでスキャンして、あとから明るさ補正を使ってムラになっている部分が明るい部分または暗い部分といっしょになるまで補正したり、色補正で他の部分と同じ色にしたあと、全体バランスを整え直す方法で逃げている。Manualでマスター補正(明るさだけ補正)してから色バランスを取るとうまくいくときもある。どなたか同様の経験をされた方はおられないでしょうか。さらにはその効果的な対処法をご教示いただけないでしょうか。個人的にはまだ本体の機能不良を疑っているのですが・・・。


CONTAX Aria Tele-Tessar T* 300mm F4 F8 AE SUPERIA Venus 400
これはManualで明るさだけ補正して読み込んだあとPhotoshopで明るさ・コントラスト・色補正をしまくったもの。もう一度同じことをやれと言われてもできません(爆)。


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Tag : Tele-Tessar300/4

  1. 2005/10/28(金) 02:17:53|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方(5) デジタルICE(続編)


久しぶりにフィルムスキャナーの話。アクセス解析を見るとGoogleの検索で拙ブログへ訪問くださる方が多いが、検索キーワードの第一位は「フィルムスキャナーの使い方」である。今はなきコニカミノルタのElite 5400 II固有の話題も含まれてしまうが、ご参考になれば幸い。

ちなみに過去記事は「スキャン&レタッチの話」のカテゴリーでご覧ください。

さて、今回はデジタルICEの使い方の続編。以前、デジタルICEの埃・傷除去機能を使うと斜め線がギザギザになる、と書いた。拙ブログの写真サイズは576x384(約22万画素)なのだが、普通にこのサイズで読み込んで、


Leitz Minolta CL Summicron-M 50mm F2(3rd) F4 1/60 SUPERIA Venus 400

このようにフィルムのスリ傷が目立ってしまった場合。デジタルICEの埃・傷除去機能を使ってスキャンすれば、


デジタルICE on
このとおり、きれいに傷はなくなるが、この作例のように斜めの線があるとギザギザになってしまう、というところまでが前回の復習。

そこで、縦横をそれぞれ2倍、4倍(トータル画素数で言えば4倍と16倍)にしてみた。


デジタルICE on & 2倍で読み込み

2倍の1152x768(約88万画素)で読み込み、Photoshopのリサイズで元の576x384にした例。だいぶ改善されるが、まだ少しギザギザが残っている。


デジタルICE on & 4倍で読み込み

4倍の2304x1536(約350万画素)で読み込み、同様にPhotoshopのリサイズで576x384にした例。滑らかになってギザギザが見えなくなっている。

以上、いずれもJPEGフォーマットで読み込んだ例。傷や埃の除去は、最近レタッチソフトを使うことはまずなく、この4倍x4倍の読み込み方法に頼っている。この方がはるかに楽なので・・。



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Tag : Summicron-M50/2(3rd)

  1. 2006/04/03(月) 00:17:22|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方 (6)緑色


久々にフィルムスキャナーの使い方。というかレタッチソフトでも同様のことができるのだが、フィルムスキャンでの悩みの話題、ということで・・。
悩みとは表題のとおり、緑色の再現の話である。Elite5400IIのネガAEモードでスキャンすると、葉っぱの緑色がおよそ実際とかけ離れた色になることがよくある。だいたい黄色っぽくなってちょっと濁った感じになる場合が多い。
まず考えるのは、選択色補正で対象色に緑を選び、シアン(=青+緑と思えばよい)をプラス補正することである。もちろんこれでうまく行けばOKなのだが、意外に変化の度合いが小さかったり、どぎつい緑になったりしてうまくいかないこともある。

そんなときお勧めするのは、選択色補正で対象色にイエローを選ぶやり方である。


カラーネガAEのみのオリジナル

CONTAX RTS II Makro-Planar T* 100mm F2.8 F5.6 AE PRO 400


カラーネガAE+選択色補正(対象色:イエロー、補正:シアン+20%)の例

CONTAX RTS II Makro-Planar T* 100mm F2.8 F5.6 AE PRO 400

背景の明るい部分に黄色っぽい明るい感じを残しながら、全体は緑っぽくなって濁った感じが軽減されていると思う。よく考えてみれば当たり前の話なのだが、「葉っぱ=緑色」という先入観を捨て「黄色っぽい部分を変えたい=補正すべき色は黄色」ということで選択色補正で対象色をイエローにする、というのがミソである。色の変化を見ながらシアンをだいたい+10%~+30%ぐらいの範囲に設定するとよい。やりすぎは禁物なので控え目に補正する。もちろんスキャン後にPhotoshopなどで対象色に黄色を選んでレタッチしても同じ効果が得られる。この方法は、この作例のように黄色い花がある場合でも意外に花の感じはそのままに葉っぱの色だけ変化してくれる。実はこの作例では対象色に緑を選んでも結構うまくいったのだが(笑)、イエローを選択して補正しても黄色い花に影響が出ていないので紹介させていただいた。

葉っぱの色にご不満のある方、一度お試しあれ。



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Tag : Makro-Planar100/2.8

  1. 2006/09/11(月) 23:17:06|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方(7)紅葉


久々にフィルムスキャナーの使い方。といってもたいした話ではないのだが(汗)、紅葉を綺麗に見せる方法を少し。

まず、オリジナルの画像。常寂光寺の仁王門で撮った中でボツにした写真。


CONTAX Aria Tamron SP 90mm F2.5 Macro F5.6 AE SUPERIA Venus 400
露出がアンダーぎみなのか全体的に暗く、インパクトがない。




そこで明るさ補正。ところが単に明るくしていくと、葉っぱが明るくなるだけでなく、空や屋根が真っ白になりすぎてしまう。




そこでトーンカーブで中間の明るさのみ補正。微妙な違いではあるが、こうした方が葉っぱを強調できる。もっとも光が当たって葉っぱが明るければこんな策はいらない。曇天ゆえ必要になった補正である(苦笑)。


次に黄色や緑まじりの紅葉をどうするか。元のままだと黄色や緑色がくすんでいる。このままでもいいが、もう少し三色が混ざっていることを強調したい。



そこで黄色の明度・彩度を上げ、色相も少し黄色側に振ってみた。赤は逆に少し暗くしている。くすんだ感じは残るものの、まあ、三色混合の感じは強調されてくる。




そうはいっても真っ赤な方がいいや、となれば黄色を選んで色相を赤側に振ると、ほとんど赤一色の紅葉のように見えてくる(笑)。


というわけで、こうした方法で明るさや色の具合を補正すると、より自分の見たイメージに近づけることができる、というお話。

う~む、それにしてもボツにしたこの写真の方が、採用したやつよりよかったか?・・(爆)。



Tag : TamronSP90/2.5

  1. 2006/12/11(月) 21:00:00|
  2. スキャン&レタッチの話
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画素数


といっても、デジカメの撮像素子の話ではなく、ブログに掲載する写真の大きさの話。このブログでは576x384といういかにも中途半端な画素数を採用しているが、なぜそんな大きさを選んだか、という話を少し。


CONTAX RTS II ML 21mm F3.5 F11 AE SUPERIA Venus 400


匠さんの記事にあるとおり、JPEGフォーマットの圧縮アルゴリズム特性から、8の倍数にすると画質の劣化を最小限にできる、ということで576x384を採用したのだが、1:1.5の縦横比では、他にも720x480、480x320なども候補になる。しかもそれらの方がキリのいい数字・・(汗)。ここで考えたのがパソコンモニターの解像度。アクセス統計にはアクセスくださった方のパソコンモニターに関する情報があり、それによると、ブログを始めたころは、
1024x768 :約50%
1280x1024:約25%
1400x1050:約5%
と、1024x768でご覧いただいている方が一番多かった。1024x768の解像度だと、ブラウザーソフトのメニューバーなどの部分を引いた写真を表示する高さ方向のスペースは約600ぐらいなので、縦構図の写真を720x480でアップすると写真全体を表示できないことになる。スクロールしながら見るのは見づらい、との思いから、1024x768で縦構図の写真全体を表示できる最大サイズということで採用したのが576x384という次第。


CONTAX 139 Distagon T* 28mm F2.8 F8 AE SUPERIA Venus 400


実は自宅のパソコンは1400x1050なので本当は720x480の方が大きくて気持ちいいのだが・・(苦笑)。ちなみに直近のデータだと、
1024x768 :約40%
1280x1024:約30%
1400x1050:約10%
なので、だんだん高解像度が増えているようではあるが、まだ1024x768がマジョリティーであることに変わりはない。いずれ高さ方向768というのがマイナーになってきたら写真の画素数を上げることも考えようと思うが、そのためには大きく表示しても耐えられる見映えのいい写真を撮ることの方が先決・・(爆)。



  1. 2007/01/10(水) 21:00:00|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方(8)お手軽スキャン


今まで何回かフィルムスキャナーの記事をアップさせていただいたが、よくよく読み返してみると、日ごろどういう設定でスキャンしているのかちゃんと書いてなかった気がする。

というわけで、いつも同じ設定というわけではないが、日ごろどうしているか、を記事にしてみたいと思う。なお、いつものとおりコニミノのElite5400IIにおける設定なのであしからず。

まず標準スキャンユーティリティを使い、環境設定は以下のとおり。
ネガAE:Auto
スキャン時のAF:ON
取り込みモード:8bit
マルチスキャニング:2回
出力カラースペース:sRGB

つまり、露出もピントもオートである。マルチスキャニングを2回としているのは、回数が多いほど暗部のノイズを消せるがスキャン時間は増えるので、1回じゃなく2回にしとくか、というテキトーな設定(汗)。

次にスキャンの設定。
画素数:2304x1536
デジタルICE:ON
デジタルGEM:ON、パラメーターはデフォルトの50
Pixel Polish:ON
トーンカーブ:必要に応じ中央をつまんで明るさを補正
保存フォーマット:JPEG、低圧縮率(高画質)

ICE(ゴミ取り機能)とGEM(粒状性改善)をONにしているので4倍でスキャンして斜め線などもギザギザにならないようにしている。Pixel Polishは、明るさ、コントラスト、シャープネス、カラーバランス等の自動補正のようだが、何も考えずにある程度の画質が得られる点で非常に便利。明るさをトーンカーブで補正しているのは、こうすると全体のコントラストを変えずに明るさを変化させられるからで、不自然な感じになりにくいのでもっぱら愛用。保存フォーマットはかつてBMP(いわゆる非圧縮のビットマップ、RAWみたいなもの)やTIFF(16bitスキャン時のフォーマットで階調は豊かになるがファイルはでかくなる)もトライしたことがあるが、今はもっぱらJPEG。ただし低圧縮率にして、この段階であまり画質が落ちないようにしている。この時点でファイル容量は1MBぐらい。

あとはスキャン範囲(つまりトリム)を決めてスキャンするだけ。この設定で1コマあたりスキャン時間は約3分。結構かかるものである(汗)。したがって、ブログに何を載せるか、フィルム現像と同時にたのんだインデックスプリントや、スキャン時のインデックススキャンの画像で、できるだけOK画像を選んでからスキャンしている。もちろんどっちにしようか迷ってスキャン後に選んだりする場合もあるので、どうしても記事で採用した枚数よりはスキャン枚数の方が多くなってしまうが・・(苦笑)。


CONTAX RX S-Planar T* 60mm F2.8 F2.8 AE REALA ACE 100

天気のよい日に撮った順光の写真なら、このままで基本的にレタッチなし。ただ4倍のサイズでスキャンしているので、Photoshop Elementsを立ち上げ、サイズ変更で画像解像度を576x384に変更しセーブ。このときJPEGオプションの画質は10を選んで低圧縮率になるようにして画質低下を防いでいる。これでだいたい150KBぐらいのファイル容量。過去最低は60KBぐらい、最高は250KBぐらいである。

以上が、スキャン時にトリム範囲と明るさだけ決めて後は全部自動、というお手軽スキャンの方法である。ICEでゴミ取りの手間をなくし、4倍&GEMで滑らかな画像にし、Pixel Polishでコントラストやシャープネス、カラーバランスを自動で設定、低圧縮率JPEGで画質を維持、というわけである。かつて、ICE OFFでゴミ取りレタッチに時間がかかり、等倍スキャンでガサつき、GEM OFFでISO400の粒状性に悩み、高圧縮率JPEGで画質低下にめげた結果たどりついた方法なのでお勧めである。


CONTAX RX Planar T* 135mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100

これで満足いかなかった場合(だいたいカラーバランスが気に食わない場合が多い)、Photoshop Elementsで色補正、彩度補正などを行っていくことになるが、スキャン時の上記設定はこのままの場合が多い。ボケを生かした絵などでシャープネスがきついな、と感じた場合にPixel PolishをOFFにするぐらいである。






  1. 2007/04/12(木) 20:00:00|
  2. スキャン&レタッチの話
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フィルムスキャナーの使い方(9)明るさ補正


久しぶりにフィルムスキャンのお話。といってもスキャナーの設定ではなく、スキャン後のレタッチのお話。

スキャン後の画像を見て、「もうちょっと明るくしたいな」、とか、「もうちょっと暗い方が」、と思うことがよくある。単純に画像全体の明るさ補正をして満足が得られればいいのだが、往々にして、全体を明るくするとハイライトが飛んでしまったり、全体を暗くすると暗部のつぶれが気になったりしてうまくいかないことがある。そういう時には、Photoshop Elementsの「画質調整/ライティング/シャドウ・ハイライト」のコマンドを使ってレタッチするとうまくいくことがある。


(その1)暗部の描写を改善する例


CONTAX 139 Planar T* 50mm F1.7 F5.6 AE RDP III
濃い色の被写体なので-1EV補正で適正露出だったが、ここでは-2EV補正してちょっと暗くなりすぎた例を使用。




単純に明るさ補正(この例では+50)すると、全体が白っぽいというか、コントラストに欠ける画像になってしまう。で、ここからコントラストをプラス補正するとどぎつい感じになってしまってなかなかうまくいかない。





そこで、明るさ補正の代わりに上記コマンドの「シャドウを明るく」という設定を活用する。デフォルトは50%だが、それはちょっとやりすぎ。この例では30%。普通は20%ぐらいまでにとどめておいた方がいいと思う。画像によっては5%でも随分自然な感じになることがある。



(その2)ハイライトの白飛びを救済する例


CONTAX 139 Planar T* 50mm F1.7 F8 AE RDP III
何を勘違いしたか、露出補正を+1EVで撮ってしまったので白飛びが激しい。





単純に明るさ補正を-20した例。これ以上暗くすると背後の緑が不自然になってくる。まだ白飛びはかなりある状態。





そこで明るさ補正-20に加え、上記コマンドの「ハイライトを暗く」を20%に設定した例。不十分ではあるが、布地の上に書かれた紋章とか、地面がまあまあの感じにはなった。



以上、明るさを補正したいと思ったときに、必ずしも全体の明るさを補正するのではなく、ハイライトのつぶれだけ補正したり、暗部の描写だけ浮き上がらせたりするこのコマンドが結構便利なことをご紹介したかった次第。

一般に、ポジフィルムは暗部補正に強く、白飛び補正に弱い(=ハイライトを暗くしてもディテールが出てこない場合が多い)。ネガフィルムは逆で、暗部補正には弱いが(=シャドウを明るくしても濁った黒になるだけの場合が多い)、白飛び補正には強い。したがってポジはアンダー目に、ネガはオーバー目に露出を設定した方が後々有利である。もちろん、白飛びや黒つぶれの程度が酷ければ、こういう補正をしても気休めにしかならない場合もあるので、あくまでも描写したい部分に合わせて適正な露出を選ぶのが基本であることは間違いないが・・。




Tag : Planar50/1.7

  1. 2007/08/26(日) 20:00:00|
  2. スキャン&レタッチの話
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