うっちーの時々かめらまん

たまにしか写真を撮らない「時々かめらまん」。日本とブラジルで時々撮った写真をUPします。ご笑覧いただけると幸いです。

FUJICA GS645




昔のスプリングカメラのような折りたたみ式セミ判カメラ。我々の結納の日に父が衝動買いした。コンパクトで軽く携帯に便利であり、露出計もついているし、レンズはすごくシャープで中判だけあって粒状性も抜群であるが、コンタックスやライカの写りと比べるとちょっと味気ないカリカリのシャープさで立体感がなく、「風景写真だから中判でトライ!」と持ち出してみては、「何かパッとしないなぁ・・・」というのを繰り返した。父も同じ理由かどうかわからないが結局ほとんど撮らなかったと思う。まったく贅沢な話だが、コンタックスやライカがあって更にこれを使いたくなる理由が見つからないので、シャッターの修理に出したり痛んだジャバラを交換したりしたが今は休眠状態になっている。

テーマ:カメラ話、写真話。 - ジャンル:写真

  1. 2005/08/23(火) 02:33:57|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

FUJI GS645 Professional


亡き父が我々夫婦の門出を祝って(というかそれを口実に)結納の日に購入したフジGS645。ブローニーフィルムを使ったいわゆる1980年代のセミ版復刻カメラである。かつてセミ版と呼ばれたこの6.0cm×4.5cmというサイズは、1970年代にマミヤから一眼レフが出て再びブームとなり、後にペンタックス645やこのGS645を始めとするレンジファインダーカメラも加わって、風景写真の主力としての地位を確立したのはご案内の通り。




このGS645は今までもちょっと使ったことはあったのだが、フジノンの固い描写が馴染めず、そのままお蔵入りしていた。今回ブローニーもスキャンできるスキャナーGT-X970を使い始めたのをきっかけに、あらためて試し撮りをしてみた次第。




FUJI GS645 EBC FUJINON S 75mm F3.4 F8 1/125 E100G
せっかくなのでフィルムはいつものネガではなく、ポジを使ってみることにした。ところが、ポジのフィルムは5本セットで売られているものが多く、試し撮りだけのために何本もまとめ買いというのは辛いので、ばら買いできるフィルムということでコダックのE100Gを使ってみた。超微粒子で彩度のあまり高くないフィルムだそうである。さすがにポジはコントラストが強いので、この作例では、暗部をやや明るくする補正をしている。




FUJI GS645 EBC FUJINON S 75mm F3.4 F5.6 1/8 E100G
フィルムサイズが大きいので画像サイズもいつもの2倍の768x576としてみた。




FUJI GS645 EBC FUJINON S 75mm F3.4 F11 1/2 E100G
三脚を使い、ある程度絞ってスローシャッターを切る、という風景写真の撮り方を踏襲してみた。本当はF16とかF22まで絞るのが常道なのだが、そこまでやるとますます平板な写真になってしまうかなと思い、その一歩手前ぐらいの絞りで撮ってみた。




FUJI GS645 EBC FUJINON S 75mm F3.4 F11 1/2 E100G
このフジノンのレンズ、とてもシャープで発色もいいのだが、エッジが立ち過ぎるというか、ちょっとギスギスした感じのシャープさで立体感もイマイチ、というのが大昔に使った時の印象だった。しかしながら今回あらためて撮ってみると、スキャンによる甘さが幸いしているのかギスギスした感じはせず、解像度の高さが好印象でなかなかいい感じの描写である。




FUJI GS645 EBC FUJINON S 75mm F3.4 F3.4 1sec E100G
絞り開放でもなかなかシャープな描写のようである。

こんな小さなサイズのブログ写真に6x4.5が必要なのか、と言われれば断じてNOなのだが、やはりフィルムサイズの大きい写真は粒状性や階調に余裕があり、撮影時に色々と苦労する分、あとからは気持ちのいい絵を楽しむことができる。う~む、やはりコンタックス645に逝ってしまうべきなのかなぁ・・(汗)。



Tag : GS645

  1. 2010/10/11(月) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

Hasselblad vs CONTAX 645


豊後の国に単身赴任して早一年。この地で風景写真主体に一期一会のように撮っていると、35mmだけでなく中判カメラでしっかり記録したい気になる。FUJI GS645は実によく写るカメラで描写性能に不満はないが、レンズ交換ができないのとシャッターフィーリングが「パチャ」っという味気ない音なのでどうも写欲が盛り上がらない。やはり中判となればハッセルとかローライの出番なわけで、レンズ交換できるとなるとやはりハッセルということになる。しかしながら、セミ版でよければコンタックス645は設計が新しいだけに色々とハッセルに勝る点が多い。




というわけでウジウジとハッセルとコンタックス645を比較する今日この頃・・。


まずコンタックス645の優れた点。やはり1/4000のシャッター、アイレベルのプリズムファインダー標準装備、自動露出、オートフォーカス、自動巻き上げ、と、近代35mmカメラと同等の装備てんこ盛りで、およそブローニー判カメラとは思えない充実ぶりである。加えて操作系が35mmのコンタックス、たとえばRTS IIIあたりとかなり酷似しているので、自分にとっては35mmカメラから持ちかえても違和感なく使えるところが嬉しい。
一方、ハッセルブラッドは、コンタックス645のような高機能は期待できないものの、伝統に裏付けられた機能と操作系を有し、少々の不便さは「これでいいのだ」と思わせるだけの力がある。シャッターレリーズと同時にブラックアウトするミラーでさえ、「早く次が見たいならすぐ巻き上げればいいじゃん」と納得してしまうのだから不思議なものだ。ただ、ハッセルやローライの基本的な構え方であるウェストレベルは、かつて二眼レフを手にしたときに悪戦苦闘した思い出があり、馴染めそうもない。やはりプリズムファインダーを使って35mm一眼レフなどと同様アイレベルで撮りたい。また、ポジで撮ることを考えると露出計も欲しい。単体露出計を持ち歩いてもいいがやはりボディ内蔵の方が使いやすいので、ノブ式露出計か露出計内蔵のプリズムファインダーが欲しいところだ。もちろん自動露出であれば更に楽なので、絞り優先AEが可能なフォーカルプレーンシャッターシリーズにも魅力を感じるのではあるが、元々あまり売れていなかったようで中古でゲットするのはなかなか難しいようだ。

さて、次はレンズのラインナップ比較。コンタックス645のレンズは、D35/3.5、D45/2.8、D55/3.5、P80/2、S140/2.8、S210/4と、35mm換算で21mmから135mmまで常用焦点距離のレンズが過不足なく揃っており、さらにはMP120/4というマニア垂涎のマクロレンズもある。フォーカルプレーンシャッター機なので絞り開放値も明るいし、設計が新しいだけに写りはいずれも抜群のようである。
一方でハッセルの方は、ポピュラーなレンズシャッター用のレンズとなるとD40/4、D50/4、D60/3.5、P80/2.8、P100/3.5、MP120/4、S150/4、S180/4、S250/5.6と、コンタックスよりも焦点距離ではバラエティに富んだランナップであるが、明るさは口径に制約の受けるレンズシャッターなだけにコンタックスよりも一段暗いものが多い。三脚に据えてじっくり撮るならいいが、旅先でスナップするときは少しでも明るいレンズの方が楽、ということはあると思う。その点でハッセルは見かけほど手軽ではないかもしれない。しかしながらハッセルのディスタゴン50mmF4です、とか、ゾナー150mmF4ですとかいえばすべてが通じてしまうぐらいこの世界では有名なレンズであり、まずはレンズ描写で定評のある機材で撮ろうというならこれ以上のものはない。

という訳で、冷静に機能を比較すればコンタックス645の方がはるかに優れている気がするが、ハッセルの落ち着いたボディデザイン、伝統のレンズ描写から一度は使ってみたい、と思うのも事実。しかもハッセルにはコンタックスにはないボディバリエーションなる沼が待っている(笑)。最初のベストセラー500Cから一番ポピュラーな500C/M、レンズシャッター最終形の503CWまでに至るレンズシャッター系ボディのバリエーションはいずれも魅力的だし、フォーカルプレーンシャッターの2000系や200系もスグレモノである。また、モータードライブ内蔵の500EL系などは不当に安く取引されているので、中古屋で遭遇したらすぐ逝ってしまうと思われる・・(汗)。まあ、そんなにボディを買い揃えるヒマがあったらレンズを買い揃えたいところなのであまり影響はないと思うが・・(ウソ)。

さてブローニーのカメラを物色していると聞こえてくる話として、「もうフルサイズデジタルのEOS5DMarkIIなら2110万画素なのでブローニーフィルムと同等の画質よ!」ってぇのがあり、これならY/Cレンズの資産もマウントアダプターを介して生かせるのでいいのでは、と思ってしまうのだが、ひとたびEOSデジタルを手にしたら、結局、自動絞りじゃなきゃということで純正EFレンズを買い揃えたくなるのではないかと思う。そしてそうならない場合はコンタックスのレンズをマウントアダプターを介して使う訳で、マウントアダプターを介した機材がメインというのはちょっと寂しいというか、やはりありえない気がする。

という訳で、いずれにせよEOS5DMarkIIよりブローニーのカメラの方がいいのでは、と思う次第だが、カミサンから「あんたもうすでにカメラはいっぱい持ってるでしょ!今さら何を増やすの??」と言われているので、そうそう簡単に新たなカメラが手に入るわけではない。いやぁ、めでたし、めでたし・・ん?




  1. 2011/07/10(日) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16

CONTAX645


Hassel vs CONTAX645で悶々としているのは既にご報告した。その後、ブログには温かいコメントをいくつか頂戴したが、個人宛てメールでは「もうコンタックス645に逝ったんだろ」とか「ハッセルで撮った写真、早くアップしろよ」などと事実無根の中傷?を浴びつつ2,3ヶ月経過・・(汗)。そうこうしているうちにコンタックス645は中古市場から一旦消えてしまった。645サイズのデジタルパックが売れ行き好調なのと関係あるのかもしれないが、手に入りにくくなると欲しくなるのが中古カメラヲタクの常・・。


そんな折、東京出張のついでに中古カメラ屋を覗いていたら、ほとんど未使用というべき極上のコンタックス645を発見!もうこうなったらハッセルがどうのとか言っている場合ではない。



逝ってしまった・・。




新品同様なのに加え、付属品も完ぺき・・。入手困難なストラップ金具(金具付きストラップが未開封で付いてきた)や専用フードが付属するのはもちろん、自分としてはどうでもいい(失礼)元箱などもすべて揃っていた。




本来ならコレクターの手に渡るべき品だったのかもしれない。しかしながら、道具なのだから使ってナンボやろ、ということで、さっそく持ち出してみた。シェイクダウンの舞台に選んだのは臼杵の町並み。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F5.6 AE RDP III
まずはおなじみ二王座を散策。ここはいつも広角で撮っていた気がするが、標準レンズでも何とかなることがわかった。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F5.6 AE RDP III
標準レンズでF5.6なのだが、手前にピントを合わせたために遠くはボケてしまっている。被写界深度の浅さは慣れるまで苦労しそうだ。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F8 AE RDP III
こういうコントラストの強い被写体の場合、元々ラチチュードの狭いポジは難しいと感じる。今までのネガ一辺倒を反省し今後は645に限りポジを標準で使おうと思うのだが、そうなるとこういう被写体をどうやって撮るのか課題である。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F5.6 AE RDP III
街角スナップでは35mmと同等の機動力があるといえる。もちろんちょっと重たいが・・(汗)。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F4 AE RDP III
色々と歪んで見えるが、これは別にレンズのディストーションが大きいからではない(爆)。歪は標準レンズのプラナーとして標準的な約0.2%のタル型である。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F5.6 AE RDP III
どうもこの春から稲葉家のお屋敷が一般公開されているらしい。さっそく中に入ってみる。




FUJI GS645 EBC FUJINON S 75mm F3.4 F3.4 1/30 RDP III
CONTAX645は調子こいて撮りすぎてフィルムがなくなってしまったので、手持ちのFUJI GS645で加勢・・。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F8 AE RDP III
というわけで、コンタックス645のファーストインプレッションは、35mm一眼レフと同等の機能を有するだけに機動性が高く、使い勝手は35mmのコンタックスに酷似していて極めて使いやすい、というものであった。今回の臼杵のお散歩撮影では、三脚を使わずに手持ちでカシャカシャと軽快に撮って、すぐ16枚撮り120フィルム一本を消費してしまった。どんどんとシャッターを切りたくなる不思議なカメラである。今後は32枚撮りの220フィルムを常用とした方がいいのかもしれない。


いずれにせよ、しばらくコンタックス645にハマります・・(笑)。




Tag : Planar80/2M

  1. 2011/10/14(金) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:28

Planar T* 80mm F2 M習作


ぼちぼちとコンタックス645での撮影を実行中・・。標準レンズであるプラナー80mmF2Mの描写やこれ如何に・・。



CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F8 AE RDP III
階調が豊富なので「う~む、やはり645のよさってこういうところなのかしらん?」と思わせるショット。ただし、レンズの性能なのか中判フォーマットの余裕なのかは、経験乏しいためよくわからず・・(汗)。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F8 AE RDP III
精細な感じなのでデジタルっぽいが、よく見るとフィルムらしい階調豊富な立体感も感じられる。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F8 AE RDP III
何ということもない写真ではあるが、空気感がある。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F2 AE RDP III
やはり試してみたくなるのがF2開放の写真。35mmでいえば50mmF1.2といった大口径レンズ相当の被写界深度なのだろうか。




CONTAX 645 Planar T* 80mm F2 M F2 AE RDP III
ハレーションまで誘発して、まるでソフトフォーカスフィルターを付けたような写真だが、これはこれで雰囲気がある。


まだまだ魅力の一部しか味わえていないが、素直な特性をベースにかなり極限の状況でも破綻せずに力を発揮してくれるレンズ、というのが第一印象である。



Tag : Planar80/2M

  1. 2011/10/30(日) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

Distagon T* 45mm F2.8 M


FUJI GS645がありながらコンタックス645に逝った理由のひとつは、やはりレンズ交換により色々な画角を楽しめるからである。そうなると真っ先に欲しくなるのが35mm換算で28mm相当の広角レンズ、ディスタゴン45mmF2.8Mであった。


という訳でさっそく入手!(喜)




コンタックス645用広角レンズとしては、他に35mm換算で21mm相当の超広角D35/3.5Mとか同35mm相当の準広角D55/3.5Mなどもあるが、やはり広角レンズ最初の一本としてはD45/2.8Mが妥当なところであろう。




CONTAX 645 Distagon T* 45mm F2.8 M F11 AE RDP III
こういうダイナミックな構図は広角レンズならではと思う。それが今、645の大フォーマットで楽しめるようになったのである(嬉)。




CONTAX 645 Distagon T* 45mm F2.8 M F11 AE RDP III
そしてこのレンズはコーティング技術の進歩なのだろうか、恐ろしいほど逆光に強い。




CONTAX 645 Distagon T* 45mm F2.8 M F32 AE RDP III
スローシャッターによる定番。F32まであるのでNDフィルターを使わなくてもかなりのスローシャッターになる。ちなみにこの時は約8秒であった。




CONTAX 645 Distagon T* 45mm F2.8 M F11 AE RDP III
もちろん、順光ならしっかりとシャープな像を結ぶ。実に安定感のある描写である。




CONTAX 645 Distagon T* 45mm F2.8 M F8 E RDP III




CONTAX 645 Distagon T* 45mm F2.8 M F8 AE RDP III




CONTAX 645 Distagon T* 45mm F2.8 M F5.6 AE RDP III
ベタな構図で恐縮だが(汗)、35mm換算28mmという広角レンズにもかかわらず、近接撮影であればF5.6に絞った程度でこれぐらい背景がボケる。そしてピントの合ったところは実にシャープだ。


さすがにコンタックス645システムを代表する広角レンズ、申し分のない描写であった。ハッセルのディスタゴン50mmF4のように有名になっていないのが残念なくらいである。



Tag : Distagon45/2.8M

  1. 2011/11/05(土) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:22

D45/2.8 M用フード


コンタックス645用レンズには、バヨネット式の立派な金属フードが純正で用意されていたが、別売で結構いいお値段だったためか中古市場ではめったにお目にかかれず、あっても中古レンズに付属する形でしか手に入らない場合が多い。

過日入手した広角レンズD45/2.8Mにもフードはついておらず、純正フードはたまにヤフオクで見てもプレミアムが付いている状態・・(汗)。ならば他のレンズ用を何とか流用できないかと、フィルター径72mmの広角レンズ用で三本爪のバヨネット式フードを探していたら、偶然ピッタリのモノを発見!





キヤノンのEW-75というプラスチック製フードである。バヨネット爪の位置関係の違いでキヤノンのロゴが下にくるが、かえって好都合。現行のキヤノン製品にはEF20mmF2.8USM用にEW-75IIというのがあるので、それより一時代前のNewFD17/4、NewFD20/2.8、NewFD24/1.4Lあたり用だろうかが、このEW-75はかつての超広角ズームEF20-35mmF2.8L用だったそうである(コメントを頂戴し'11.11.27追記)。超広角用なので遮光性能はあまり期待できないが、そもそも広角用フードはぶつけたときのレンズ保護の意味合いが強いので、これで十分である。

ちなみにこのフード、某中古カメラ店のジャンクコーナーで見つけた。こういうお品をジャンクフードと言う・・(爆)。



  1. 2011/11/25(金) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

Sonnar T* 140mm F2.8 M


広角レンズに逝ったのだから、望遠レンズも1本逝っとかねばなるまい(笑)。というわけで入手したのがゾナー140mmF2.8M。



コンタックス645用望遠レンズとしては最もポピュラーな1本。35mm換算で85mm相当の画角で、望遠というよりは長焦点の範疇に入る。他に135mm相当のゾナー210mmF4Mや200mmクラスのテレアポテッサー350mmF4Mなどもあり、超ド級の350mmは対象外としても、普通なら210mmとどちらにするか悩みどころではあるが、画角の好みもあって迷わず140mmにした。


で、さっそく試写。



CONTAX 645 Sonnar T* 140mm F2.8 M F2.8 AE RDP III
まずは絞り開放で。35mm換算で85mmF1.4並の被写界深度の浅さである。




CONTAX 645 Sonnar T* 140mm F2.8 M F8 AE RDP III




CONTAX 645 Sonnar T* 140mm F2.8 M F8 AE RDP III
遠景は無難にこなす。風景用としても十分使えると思う。




CONTAX 645 Sonnar T* 140mm F2.8 M F8 AE RDP III
さすがに新しい設計だけあって、解像感、コントラスト、発色、共に素晴らしい。




CONTAX 645 Sonnar T* 140mm F2.8 M F2.8 AE RDP III
絞り開放ではちょっと甘くなり、それがまたポートレートなどに向いていると言われているが、まあほどほどの感じであって、35mmのプラナー85mmF1.4のような極端な甘さとは違う。




CONTAX 645 Sonnar T* 140mm F2.8 M F2.8 AE RDP III
撮った写真を見る限りあまり感じないが、撮るときは糸巻き型の歪曲収差が感じられた。


というわけで、さすがコンタックス645用レンズを代表する望遠レンズ。どんな用途でも無難にこなす使いやすさが目立った。



Tag : Sonnar140/2.8M

  1. 2011/12/01(木) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

645用フィルムマガジン


コンタックス645はフィルムマガジン交換式である。フィルムの使用途中で別のフィルムに交換することができる訳で、これを利用しない手はない。






という訳で入手したのがスペアマガジンのMFB-1(写真左手)。さらにその中には中枠が必要で、写真手前に写っているのは220フィルム専用のMFB-1B。Y/CのコンタックスRTS IIIと同様、バキュームでフィルムを圧板に吸着させる構造のスグレモノ中枠である。圧板への吸着によりフィルムの平面度が確保され、プラナー80mmF2などの大口径レンズの絞り開放時でもピント精度が確保されるという。フィルムの裏面を吸引するので裏紙のない220フィルム専用である。もちろん通常の中枠もあり、そちらはMFB-1Aといって120/220兼用である。マガジンと中枠のセットをMFB-1+MFB-1Aなどと表記するが、記号が似ているのでチトややこしい・・。

ご覧のように最近はMFB-1+MFB-1Aに120のVELVIA 100を、MFB-1+MFB-1Bに220のPROVIA 100Fを好んで使用しているが、ISO400のPROVIA 400Xやネガカラーなどもいずれ使い分けてみたいものである。



  1. 2011/12/21(水) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Distagon T* 35mm F3.5 M


コンタックス645には最初から35mm換算21mmの超広角レンズ、ディスタゴン35mmF3.5Mがラインナップされていて、“スグレモノ”の描写力と言われている。

わがコンタックス645のシステムは、ディスタゴン45mmF2.8M、プラナー80mmF2M、ゾナー140mmF2.8Mと、広角、標準、望遠のレンズを一通り揃えたことで一段落するはずだったが、市場からタマが消えてしまう前にラインナップを揃えておきたい気持ちも芽生え(?)、超広角のディスタゴン35mmレンズに逝ってしまった。実際、今までウォッチしてきた感触でも、このD35/3.5Mはだんだん中古市場で見かけなくなりつつある感じであった・・(言い訳)。



今回見つけたタマがレアアイテムである純正フード付だったことも背中を押す要因のひとつになった。




28mm相当の広角、ディスタゴン45mmF2.8Mと並べてみたの図。フィルター径95mmということで相当でかいレンズを覚悟したが、実際はラッパ状に広がる形であって根元の鏡胴部分は他のフィルター径72mmのレンズと同等であった。


さっそく試写。連れ出したところは臼杵の町並み。コンタックス645を手にしたときと同じ、という何ともワンパターンの展開・・(汗)。



CONTAX 645 Distagon T* 35mm F3.5 M F8 AE RDP III
超広角の広がり感と描写力の高さが合わさったショット。二王座をいつもと逆から撮ったのだが、ファインダーを覗いたときに“おおっ、これは面白い”という感触があり、出来上がりもその通りの結果になった。




CONTAX 645 Distagon T* 35mm F3.5 M F8 AE RDP III
ハイライトからシャドーまでの階調がなかなかいい感じで、ポジとは思えないラチチュードの広さを感じる。




CONTAX 645 Distagon T* 35mm F3.5 M F8 AE RDP III
超広角らしいデフォルメがあるが、建物のりっぱさを強調する意味では悪くない。




CONTAX 645 Distagon T* 35mm F3.5 M F8 AE RDP III
もちろん、35mm換算21mmの超広角の広がり感を最大限に生かせばこんな感じになる。対角線を走る直線が伸びやかに伸びているのが何とも歪曲の少なさを物語っている感じ。




CONTAX 645 Distagon T* 35mm F3.5 M F8 AE RDP III
歪曲の少なさという意味ではこちらのショットの方がいいかも。また、ハイライトに露出を合わせたので、壁が白飛びせずに質感が出ている点にも注目。




CONTAX 645 Distagon T* 35mm F3.5 M F5.6 AE RDP III
いつものお店の前で。超広角らしからぬ自然さは、やはり歪の少なさから来るのであろうか。



CONTAX 645 Distagon T* 35mm F3.5 M F5.6 AE RDP III
645ゆえ、超広角といえども接写すれば背景をぼかすことができる。ピントの合ったところの細密さとボケ味の自然さが心地よいショットとなった。


以上、これはY/Cのディスタゴン21mmF2.8と同等の超ド級高性能レンズだと感じた。



Tag : Distagon35/3.5M

  1. 2012/01/29(日) 20:00:00|
  2. カメラ&レンズの話(645)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
次のページ

プロフィール

うっちー

カテゴリーツリー

ユーザータグ


最近の記事

最近のコメント

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

トリップアドバイザー

アッシジ 口コミ
アッシジ 口コミ オルヴィエート 口コミ
オルヴィエート 口コミ ストックホルム 口コミ
ストックホルム 口コミ

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

FC2カウンター