うっちーの時々かめらまん

たまにしか写真を撮らない「時々かめらまん」。日本とブラジルで時々撮った写真をUPします。ご笑覧いただけると幸いです。

呉越同舟?


今年のデジタル一眼レフで火花を散らしたニコンとキヤノンが同じ看板なのを見つけてパチリ!(笑)。


0512Goetsu.jpg
CONTAX Aria Planar T* 50mm F1.4 F8 AE SUPERIA Venus 400

今年を振り返ってみるに、デジタル一眼レフはEOS Kiss digital Nを中心としたキヤノン陣営独走態勢をニコンが追いかけた年だったと言える。年末になってニコンのハイエンドアマチュア機D200が発売になり、ちまたのカメラ雑誌には10月に発売になったキヤノンのEOS5Dとの比較記事が踊っている。スペックや価格帯から言ってD200と比べるべきキヤノンの機種はEOS20Dという気もするのだが・・・。

キヤノンのシェアにニコンが追いつき、現在はそれぞれ40%近いシェアを誇る。残りをオリンパス、ペンタックス、コニカミノルタが分け合う展開なのだそうだ。カメラの使い勝手は一台も所有していないのでよくわからないが(汗)、オリンパスのダストリダクションと優秀なレンズ、ペンタックスの良質なファインダーを備えたコンパクトボディ、コニミノの手ブレ防止と優秀なレンズ群など、キヤノンやニコン以外もこんなにシェアの差がつくとは思えないほどいいカメラがそろっていると思うのだが、一般消費者に受ける路線というのは、カメラオタクの目線とは違うものなのかもしれない。

ま、私の場合、今年はデジタル一眼レフの誘惑に打ち勝ち、フィルムスキャナーを導入して銀塩に固執してきたわけだが、それはそれで十分な満足感を得ることはできたと思う。今まで指をくわえて眺めていたコンタックスのレンズが倍増したことでもあるし・・・。

人それぞれカメラ、写真の楽しみ方は違っていいはずなので、私はとりあえず銀塩のMFに固執して、コンタックスを中心にしばらく過ごしてみたいと思う。いつまで持つかは自信ないが・・(汗)。

来年がみなさまにとって幸多い年でありますように・・・。よいお年を!

お正月は実家に帰ったりしますので三が日を過ぎたあたりからブログを再開する予定です。

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Tag : Planar50/1.4

  1. 2005/12/31(土) 00:07:38|
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カメラ・レンズ白書(1)


いまや廃刊になって久しいカメラ毎日がかつて出していたカメラとレンズのガイドブック。ハウレットチャートを用いた千葉大学田村研究室のレンズ画質評価がとてもわかりやすく、熟読したものである。1968年カメラ白書、1969年レンズ白書、1970年カメラ白書と始まって、カメラ・レンズ白書として、1971年、1974年、1979年、1980年(二分冊)と続いていったらしいが、それ以降はよくわからない(どなたかご存知の方、ご教示ください)。




実家に何冊か残っていたので読み返してみた。写真は、1971年カメラ・レンズ白書。かつて穴が開くほど眺めていたのでボロボロである(汗)。ちょうどキャノンF1が新発売になったころ。まだコンタックスは出ていない。平均画質の高い標準レンズとして、キャノン50mmF1.2、キャノン50mmF1.4、タクマー55mmF1.8、ニッコール50mmF2、ズイコー38mmF2.8(ペンF用)などがランキングされている。

この後、1975年にコンタックスがMTF曲線図を引っさげて登場し、「解像度よりもコントラストよ」などと宣伝して、日本の光学設計も少なからず影響を受けたわけだが、この当時は解像度がかなり評価のウェイトを占めていたと思う。なんせ解像度テストのことを画質テストと呼んでいたのである。レンズの味などという表現はどこにも見当たらず、周辺光量やボケ味のテスト結果も載っているのだが、あたかも解像度のいいレンズ=いいレンズ、という図式に近い。

とはいうものの各レンズに添えられたコメントでは、デフィニションとコントラストの2つを主なキーワードに画質を解説している。同じ解像度でもぼんやりした像だとデフィニションが低い、という表現になる。解像度だけではレンズの描写性能を表現しきれないことをわかった上で、唯一定量的に性能評価できる方法としてこのテストを行っていたのであろう。そうはいいながら、自分のひいきのレンズが高得点をたたき出していたりするとニンマリしたものである。


(つづく)


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  1. 2006/01/15(日) 00:53:43|
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カメラ・レンズ白書(2)


写真は1970年カメラ白書。手垢まみれできちゃない(汗)。一連のカメラ・レンズ白書と違ってレンズは標準レンズのみの評価であるが、一眼レフのみならずコンパクトカメラも全て載っているところが貴重である。




当時のコンパクトカメラは焦点距離40mmないし45mmで、F1.7クラスの大口径レンズを備えた高級機とF2.8クラスの普及機の2グレードがあった。F1.7クラスのレンズは、画質テストでも一眼レフの標準レンズ並に高性能であり、この時代のカメラを今でも愛用している方がいるのもうなずける。商業的に大口径のスペックを競っていただけのように見えるが実はレンズの性能も相当なものだった、というあたり、まともな「モノづくり」競争だったのだなぁ、と感心する。パラパラとコンパクトカメラのページをめくりながら、昨今のコンパクトデジカメの画素数競争はカタログスペックだけでなく写りも改善しているのだろうか、と余計な心配をしてしまうのであった。

それにしても本の痛み方からして相当熟読していたことが伺われる。呪われた幼児体験だよなぁ・・(爆)。


(つづく)



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  1. 2006/01/16(月) 00:28:40|
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カメラ・レンズ白書(3)


写真は、1979年カメラ・レンズ白書と1980年カメラ・レンズ白書の第二分冊。1980年になるとニコンはF3が登場、キャノンの主力はF-1とA-1(この1年後にNew F-1が登場する)、ペンタックスはLXを新発売、ミノルタはXD、オリンパスはOM-2N、そしてコンタックスはRTS(RTSIIは2年後の1982年)、と、今から思えばMF一眼レフ黄金時代である。




このころになると、コンタックスのレンズの抜きん出た性能がクローズアップされていて、わが意を得たり、という感じである。一方で、あるメーカーのレンズは1979年から1980年にかけて新型にモデルチェンジされてむしろ評価を落としているものもあるが、後に、「いいレンズだったが白書のテスト結果が悪かったために倒産に追い込まれたメーカーもあった」などとも言われているらしく、解像度を中心とした画質評価の限界、テストの再現性・バラツキの問題なども考慮した上でテストデータを見ていないと、実際にレンズを手にして「あれ?白書の評価と随分違うな」などということも起こりうるだろう。

ただ、この時代以降、どれだけ光学設計が進歩したのだろうか、と思うと感慨深いものがある。もちろんズームレンズはもっと高性能になっていったし、高級なガラス材や非球面レンズはどんどん使われるようになったし、手ブレ補正などという新技術もこの後開発されたわけだが、単焦点レンズの写りに関する基本性能という点では、この時期にある程度完成域に達していたのではないだろうか。しかもこの時期を境に、コストダウンや無理な機能アップのために本来の「写り」を犠牲にする面が一部に見られ始めたのは事実だと思う。

自分がこのころのレンズを愛用しているから言うわけではないが、やはり何かひとつの頂点がこの時代にあった気がしてならないのである。


(おしまい)



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  1. 2006/01/17(火) 12:15:38|
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崖っぷち


今やフィルムカメラはこういう状態でしょうか・・・(爆)。


Leitz Minolta CL Summicron-M 50mm F2 (3rd) F2.8 1/60 SUPERIA Venus 400

何とか踏みとどまって欲しいものです・・。


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Tag : Summicron-M50/2(3rd)

  1. 2006/01/18(水) 12:47:28|
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CONTAX TVS II


私のオフクロは、オリンパスペンS→ライツミノルタCL→コンタックスT2とそれなりにカメラにこだわってきた写真好き。ここ10年ぐらいはT2を愛用しており、コンパクトで高級感もあって写りがいいので大のお気に入り。フォーカスロックで中抜けを防いだり、日中シンクロでオバサン連中のしわが目立たないように撮ったり、と、それなりに使いこなしているようである。ただ、接写ができない(それならT3だね)、38mm以外の画角も試してみたい(それならG1だね)、ってな不満を最近ときどき口にするようになった。T3じゃ今とあまり変わり映えがしない、G1は大きすぎてハンドバッグに入らないからイヤ、いっそのことデジカメにしようかしら、などと散々ワガママを言った末、TVSのズームを試してみるか、というところに落ち着いた。
どうせなら、レンズキャップのいらないレンズバリア方式でファインダーも改良されたTVS IIがいいだろう、ということで程度のいい中古をゲット。T3ほど人気はないがTVSに比べると結構割高だった・・(汗)。新品定価はTVSの方が高かったのに・・(苦笑)。

0604TVSII-5.jpg


このTVS、TVS IIについているズームレンズ、28mm~56mmという焦点距離はまあいいとしても、F3.5~F6.5と、長焦点側では「どうすんの、こんなに暗くて」というぐらい暗い。ISO400を常用しないと晴天専用になってしまう。また当然のことながらT2やT3のような単焦点に比べれば画質も落ちるはず。というわけで、T2と遜色ない画質が得られるのか、というあたりを頭に置きながら、納品前(笑)の試写とあいなった。ちなみに露出はすべてプログラムオートである。


CONTAX TVS II SUPERIA Venus 400
40mmぐらいの画角で撮影。まあ、コントラストは十分あるし、グラデーションも結構豊富かな。




CONTAX TVS II SUPERIA Venus 400
28mm短焦点端での撮影。構図によっては歪曲が目立つらしいがこの絵では目立たず。




CONTAX TVS II SUPERIA Venus 400
56mm長焦点端での撮影。心なしか28mmのときより解像度がある感じ。




CONTAX TVS II SUPERIA Venus 400
28mm絞り開放でノンストロボの例。1/20秒ぐらいのシャッタースピードであった。28mmF3.5ということは画角と明るさだけでいえばミノルタTC-1並みということである。背景のボケ味が素直で好感が持てる。




CONTAX TVS II SUPERIA Venus 400
これも28mm絞り開放ノンストロボで1/20秒ぐらいの例。暗いところではレンズの明るさを稼ぐために28mmで撮ることになる。色合いの豊富さが気持ちいい。




CONTAX TVS II SUPERIA Venus 400
じゃ、ネイチャー写真はどうなのよ、というのがこの例。28mmである。まあ使える。




CONTAX TVS II SUPERIA Venus 400
じゃ、花の接写はどうなのよ、ということで56mmで最短撮影距離50cmの例。さすがにF6.5だけあって背景はあまりボケないが、合焦部はシャープだし、まあ実用的には問題ないであろう。

というわけで、思ったより使えるということがわかった。で、さっそく納品してきたのだが、こいつを気に入ってくれればT2をそのうちせしめることが出来るわけで・・(秘)。



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Tag : TVSII

  1. 2006/04/19(水) 00:07:01|
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ソニーαシステム発表!



ついに発表されましたね、ソニーαシステム!
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200606/06-0606/


ボディのα100は、1020万画素のAPS-Cでボディ手ブレ補正とアンチダストを装備!推定市場価格10万円前後とのことですから、これはヒットしそうな予感。

レンズは、テレコン2種類を含む21本を一挙に発表。単焦点が多いのがとてもうれしい。ミノルタ時代の名レンズ35/1.4や135/2.8STFなんかもあってニヤリ・・。そしてなんとカールツアイス製の新レンズが3本も!! プラナー85/1.4は7群8枚構成とのことですから、Y/Cの5群6枚ともNマウントの9群10枚とも違う新設計の様子・・。

う~む、これは逝ってしまうかも・・・。


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  1. 2006/06/06(火) 23:25:03|
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KLASSE W


フジが高級コンパクトを12月1日に限定発売するという。名づけて「クラッセW」。何でもアルミボディに28mmF2.8の単焦点レンズをつけて、絞り優先AEや露出補正も装備した銀塩コンパクトなのだそうな。

銀塩カメラの新製品というだけで思いっきりウェルカムなのであるが、スペックから見るとディスコンとなったリコーGR1シリーズの中古市場人気に当て込んだ新製品なのかもしれない、などと皮肉ってみたくなる。ただ、デジタル化されたリコーGRDのコンセプトに追従せず、かつての銀塩コンパクトの名機、GR-1シリーズの路線で新製品を開発したこと自体、フィルムを大切に考えているあっぱれな開発方針と言えるかもしれない。それと、そもそもデジタル・銀塩を問わず、単焦点レンズのコンパクトカメラというだけで高画質を尊ぶマニアの心をくすぐるものがある。デザインは好みの分かれるところだし、95,000円という定価もおいそれと手が出せる価格ではないが、まあ、スーパーEBCフジノン28mmF2.8の描写に乞うご期待、というところである。8000台の限定発売。来春にはクラッセSという38mmF2.8を搭載したモデルも発売を予定しているらしい。

いずれにせよ、高級銀塩コンパクトという忘れ去られていたセグメントを復活させようとしているフジフィルムの頑張りは素直に応援したい。



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  1. 2006/11/17(金) 21:00:00|
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CONTAX T3


コンタックスのTシリーズといえば、高級コンパクトの代名詞になったT2が名高い。先代のT譲り、ゾナー38mmF2.8の優れた写りをAEとAFで容易に得られるようにし、チタンボディで高級感を出した名機である。
さてT3といえば、そのロングセラーT2の後継機として、更なるコンパクト化とAFの改善、そして新設計のゾナー35mmF2.8を引っさげ、高級コンパクトの決定版として登場した。こまごまとした機能の改善に加え、レンズもT2より改良されているのだが、T2のちょっとゆるいが濃厚な写りを好む人も多く、T3はシャープだけど味わいがねぇ、なんて声も耳にする。
かねてから手軽に撮れる高性能コンパクトとしてT3に白羽の矢をたてていたのだが、誰しも考えることは同じらしく、なかなかこなれた価格で登場することがなくて、今回、やっと程度並の中古をまあまあのお値段で手にすることができた。






早速試写である。リニューアルオープンしたアクアラインの海ほたるへ行ってみた。




CONTAX T3 Sonnar T* 35mm F2.8 P-mode PN400N
さすがにT2よりもシャープさにおいては一枚上手のようである。




CONTAX T3 Sonnar T* 35mm F2.8 P-mode PN400N
何を撮っているんだか・・(汗)。歪曲もまあ許容範囲内である。




CONTAX T3 Sonnar T* 35mm F2.8 P-mode PN400N
アクアプラザなるものが新しく出来ていた。




CONTAX T3 Sonnar T* 35mm F2.8 P-mode PN400N
液晶大画面で魚のアップを鑑賞するところらしい・・。う~ん、実物の魚が泳ぐ水族館ではないのだが、まあ手軽に楽しめる。こういう時代になったのかな、とヲジサンは感慨にふけってしまった・・。それにしてもT3は軽いのでちょっと暗いところではカメラブレしやすい。




CONTAX T3 Sonnar T* 35mm F2.8 P-mode PN400N
キャラクターグッズショップというから何かと思ったら、グリコであった・・(笑)。




CONTAX T3 Sonnar T* 35mm F2.8 P-mode PN400N
やはりこのT3、シャープだが色味はやや淡白かな、という印象。しかし手軽に本格的な画質が得られる点や、チタンボディの高級感で手にした感触もグッド、と、なかなかの優れものである。35mm単焦点と割り切れば、F2.8と明るさも十分だし、かなり使い前がありそうである。ただ軽い上にAFのタイムラグもあるのでカメラブレは要注意、と感じた。



Tag : T3

  1. 2007/10/01(月) 20:00:00|
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CONTAX T2


名機、コンタックスT2である。1990年に登場して以来、高級コンパクトの代表として、1997年まで高額な高級コンパクトとしては異例の大ベストセラーで26万台を売り上げたという。コンパクト機として必要なAE、AFの機能を持ち、沈胴式のレンズで携帯性を確保し、外装はコンタックスTで見送られたチタンボディを奢り、必要十分な機能と高級感溢れるボディに極めつけのツァイスレンズ、ゾナー38mmF2.8を装備した名機である。
特にゾナー38mmF2.8のちょっとゆるいが濃厚な発色は、コンパクトカメラにはあるまじき描写として(笑)当時絶賛を浴び、今でも熱烈なファンが多い。ちょっとゆるい、というのは、絞り開放だとややMTFが落ちるためであり、かつ、プログラムAEがF2.8、1/500の明るさに達するまで絞り開放を維持するので、ISO100のフィルムだとF2.8~F5.6ぐらいが常用範囲になるからのようである。ストロボ発光モードにすると非力なストロボを補うためか自動的に絞り開放になる点も、絞り開放の描写に多く接する理由のひとつである。また、こうした絞り開放に近い条件では周辺減光も少しあるようで、それがまた独特の雰囲気をかもし出している。





さて、今、ここにあるのは、1990年代初めにオフクロにプレゼントした個体である。今回、期間限定でT3と取り替えっこした次第・・(笑)。オフクロは十数年来このカメラを愛用している。最近になって色々な画角も楽しみたい、と言い出したのでTVSIIをプレゼントしたが、結局このT2の稼働率の方が依然高いようだ。そこで、絞り開放からシャープなのよ、と耳打ちしてT3を試用してもらうことにし、その間、T2を掠め取ってきた次第。T2のレンズ、濃厚な発色はたしかに魅力なのだが、前述のように絞り開放に近いとちょっとゆるい描写になるので、ISO400のフィルムを使って適度に絞り込まれるようにして撮ってみた。



CONTAX T2 Sonnar T* 38mm F2.8 AE P-mode SUPERIA Venus 400
とはいえプログラムAEモードだと、やはり絞りは開きぎみ。ちょっとゆるい、T2らしい描写である。




CONTAX T2 Sonnar T* 38mm F2.8 F8 AE SUPERIA Venus 400
そこで、絞り優先でF8まで絞ってみたの図。かなりシャープで、日ごろ見ていたT2の描写とはちょっとイメージが違う。やればできるじゃん、という感じである。ただ、絞り優先AEだとシャッター速度は1/250までとなり、1/250を超えないよう絞りを設定する必要がある。ISO400のフィルムだと、明るいところではまるで露出計が付いていないカメラのように明るさを読まなければならず、ちょっと使いにくい。ISO400であればプログラムAEモードで1/500まで活用できるようにしておくのが妥当なようである。




CONTAX T2 Sonnar T* 38mm F2.8 AE P-mode PN400N
さて、プログラムAEモードでの作例。F8、1/500ぐらいだろうと思うが、右上のハイライト部はちょっと滲んでいる。このあたりはちょっとクラシカルな感じだが、「たまり醤油」のような濃厚な感じが魅力的である。




CONTAX T2 Sonnar T* 38mm F2.8 AE P-mode PN400N
同じくプログラムAEモードで、ほぼ同様の露出値だと思うが、カチッとシャープな感じである。何やらカメラが撮影意図を汲み取って描写を変えてくれているような錯覚に陥る。実際は被写体の輝度差によってハロの出方が違ったからなのだろうが、こうしたレンズの収差や色特性に加え、絞り値による解像感の違いも加わって、「気楽に撮ってもいつもいい写真になる」というT2の魅力を形成しているのではないかと思う。




CONTAX T2 Sonnar T* 38mm F2.8 AE P-mode PN400N
暗いところでの作例。銀ピカの消火栓にイルミネーションが反射していて綺麗だと思ったのだが、なんだかゴチャゴチャになってしまった(汗)。ちょっとわかりにくいが、やはりF2.8開放ではあまり解像度は期待できないし、点光源に対してハロも出るようだ。


以上、あらためて使ってみて、T2の魅力を再認識した次第。ゾナー38mmF2.8の特性をプログラムAEの設定がうまく引き出しているようだ。一方、2枚目や4枚目のようなシャープな感じは今まであまり記憶になく、撮り方を工夫すればこういう絵も得られるのだ、というのは新たな収穫だった。



Tag : T2

  1. 2007/12/25(火) 20:00:00|
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