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うっちーの時々かめらまん

たまにしか写真を撮らない「時々かめらまん」。日本とブラジルで時々撮った写真をUPします。ご笑覧いただけると幸いです。

Makro-Planar T* 100mm F2.8 AEG



いやぁ、やってしまった! こんなマニアックなものに手を出してしまった。18mmから300mmまで一通りそろったところで、「あとはマクロかな」と漠然と思っていたのだが、Y/Cマウントには色々なマクロがあり、「たまに花を撮るだけだろ」と言い聞かせて遠ざけていた。

ご承知のようにコンタックスブランドのマクロには、60mmと100mmがあり、60mmは大きく分けてデブのオリジナルタイプと末尾にCがついたスリムなやつの二通りある。

デブはAEタイプのみだが、最初は西ドイツ製でS-Planar T* 60mm F2.8と呼ばれていた。この時代には細かい違いで3種類のバージョンがある。のちに日本製となり、Makro-Planar T* 60mm F2.8に改名。
さらに同じ光学系を使って最大接写倍率を等倍→1/2倍までに割り切ることで半分の重量にしたのが、スリムなMakro-Planar T* 60mm F2.8C。これは日本製MMタイプのみである。

そして問題の100mmは、最初ベローズ専用の100mm F4があったが、のちに新設計の光学系を備えた100mm F2.8のマクロレンズになった。1986年ごろ発売され、AEタイプのみである。このMakro-Planar T* 100mm F2.8の評判はすこぶるよく、曰く、「ものすごい立体感」「とろけるようなボケ味」「接写から無限遠まで無敵の万能中望遠」「コンタックスレンズで1本だけ選べと言われればこれ」などと過剰とも思われる賛辞が必ず添えられている。最初の3年間ぐらいは西ドイツ製でその後日本製となるが、西ドイツ製時代もS-Planarと呼ばずに最初からMakro-Planarであった。元々高価な特殊目的レンズなので中古の玉数も少なく、特に西ドイツ製となるとめったに見かけない。

ところが・・・

無防備なときにボケっと中古カメラ屋を覗いたのがいけなかった。なんとSP2.8/60、MP2.8/60C、MP2.8/100というおいしい3本が仲良く並んでいるではないか! しかもよく見るとMP2.8/100は西ドイツ製!!! なぜかいずれも魅力的なお値段で並んでいる。
一応3本とも見せてもらう。SP2.8/60が希少な初期型だったら逝ってしまったかもしれないが(その方が被害は少なかった)、幸か不幸か後期型。よし、せっかくデブの60にするなら初期型が欲しいからこれはやめておこう。MP2.8/60Cは程度極上、コンパクトで持ち歩きが楽そうだな、とあらためて思いながらも、マクロにMMの必要はないよな、という屁理屈でこれも踏みとどまった。

ならばMP2.8/100よ、おまえに不具合があって思いとどまらせてくれ・・・。

手にとってじっくり眺めてみる。外観はそこそこ使い込んでいる。なるほど、だから安いのだな、おそらくレンズにもダメージがあるに違いない。これでレンズがちょっとくもってりゃ平和な生活に戻れる。 ん? なんでレンズがめちゃきれいなの? 埃がやたら少ない。ヘリコイドも適度な重さで最短距離までスムーズ。絞り値も正確に伝達している。これは使い込んでいるものの一度OHをしている個体に違いない。
お店のボディを借りて(おやじ、RTS IIIなんて出してくるなよ、ゼータクな気分になるだろ!)覗いてみる。いい眺めだぁぁぁ! う~む、外観のスレなどを気にしなきゃ超お買い得だわ。委託販売品なので売り手が意図的にかなり安めに値付けしたとしか思えない。この値段じゃ3日以内に売れてしまうことは確実(という思い込みでいつもやられる)。

ふと我に返ったときにはMP2.8/100AEGをお買い上げ済み(汗)。

・・・ま、まぁ、冬のボーナス先取りということで・・・(大汗)。

前置きがとても長くてすみませんでした(どうしても言いたくなる)。
ああ、こんなファーストクラスを使いこなせるのだろうか・・・。西ドイツ製というところはただの自己満足だとしても、なんせ銘玉MP2.8/100。写りが悪かったときにレンズのせいにはできんよなぁ・・・と思いながら試写した記念すべき1枚目はこれ。



CONTAX Aria Makro-Planar T* 100mm F2.8 F2.8 AE SUPERIA Venus 400

さすが評判が高いだけのことはあります。ピントが合ったところは極めてシャープ、そしてそれ以外のところは柔らかいボケとなり、何ともきれいな絵に・・・。ファインダーを覗くとそれはそれは美しい画像を拝むことができます。ただ100mmでF2.8というのはやはり被写界深度が浅いですね。茎にしかピントが合っていなくて絵としてはイマイチ・・・(汗)。




CONTAX Aria Makro-Planar T* 100mm F2.8 F5.6 AE SUPERIA Venus 400

ピンボケが怖くてすぐ絞ってしまう悪い癖。F5.6の作例です。ただし、これでもごく一部にしかピントが来ていないのですから、ピント合わせのウデはかなり要求されると言えましょう。それにしても風で揺れて撮りにくいこと・・・(汗)。




CONTAX RX Makro-Planar T* 100mm F2.8 F5.6 AE REALA ACE 100

こういう写真を撮ってみたかったのよね、というのがこれ。この手の写真をいとも簡単に撮れるところはさすがレンズの力です。



やはり期待通りのすごいレンズでした。重さが740グラムもあり、S2.8/180(810グラム)並ということになります。カメラを構えているときはたいしたことないのですが、バッグに入れて運んでいるときはこたえます・・・。なぁにレンズの重さに文句を言うようではコンタックスは使えませんよね!



テーマ:カメラ話、写真話。 - ジャンル:写真

Tag : Makro-Planar100/2.8

  1. 2005/10/30(日) 18:28:52|
  2. レンズの話(Y/Cマウント)
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