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うっちーの時々かめらまん

たまにしか写真を撮らない「時々かめらまん」。日本国内や海外出張時に時々撮った写真をUPします。ご笑覧いただけると幸いです。

北欧旅行(14)グドヴァンゲン


さて、いよいよフィヨルド観光フェリーの起点、グドヴァンゲンへ到着。



CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F4 AE PN400N
ここは、全長205km、最深部1,308mを誇る、世界最長、最深のソグネフィヨルド観光の起点として有名。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F4 AE PN400N
レストランや土産物屋も一応あって、こじんまりとしたなかなか風情のある港である。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F4 AE PN400N
実は、出発前にケーブルTVなどで北欧旅行の番組をいくつか見たのだが、TV画面で見る限りあまり期待していなかった・・。意外にいい感じだったので満足、満足・・(笑)。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F4 AE PN400N
フィヨルド観光は、このグドヴァンゲンとフロムの間を結ぶ2時間のフェリーが最もポピュラー。ソグネフィヨルド南部のナーロイフィヨルドとアウルランフィヨルドを楽しむことになる。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F4 AE PN400N
我々はグドヴァンゲンから乗ったが、反対側のフロムから乗ってグドヴァンゲンまで、というツアーの方が多いようである。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F4 AE PN400N
天気はイマイチだったが、まあ、雨には降られないで済みそうだし、霧も出ていないようである。


それにしても乗船までの限られた時間とはいえ、レンズはいっしょだし絞りも同じだし、カメラ2台にレンズ6本持ち込んでいるのに、何をやっているんだか・・(汗)。



(つづく)



Tag : Distagon28/2

  1. 2008/09/01(月) 20:00:00|
  2. 2008北欧
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北欧旅行(15)ナーロイフィヨルドへ


観光フェリーに乗り込み、グドヴァンゲンを出港。まずはナーロイフィヨルド観光である。



CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
グドヴァンゲンの港の背後には、滝がいくつも流れている。




CONTAX RTS II Distagon T* 35mm F1.4 F5.6 AE PN400N
このナーロイフィヨルドは、巾が250m内外しかなく、両側の崖が迫っているので最も美しいフィヨルドのひとつ。2005年、ユネスコの世界自然遺産に選ばれている。いきなり200mそこそこの一番巾の狭いところを通過・・。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
ガイドさんの薦めにしたがって、操舵室の両側の立見デッキを我々ツアーメンバーで占拠。ここは、左右どちらの崖も見えるのでいいのだとか。この写真はそこから後ろを振り返ったの図。ただし、この位置では、日本語もあるという観光案内テープの声はほとんど聞こえなかった。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE PN400N
フィヨルド沿いにも集落はある。人口16人とか、2人!の村なのだとか。こうした気候の穏やかな時期はいいが、冬の厳しさは相当なものなのだろう。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE PN400N
いたるところにこういう滝があり、点在する建物と共に崖のアクセントとなっている。




CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
細々と酪農も営まれているようだ。


さて、ここで、フィヨルドとは何ぞや、というお話。

今から100万年前の氷河期、このあたりは厚さ1,000mから3,000mの厚い氷河に覆われていた。それが1万年ぐらい前になって氷河が後退し始め、ものすごい氷の圧力で谷底を削りながら海の方へ流れていき、U字型の谷を形成していった。そこに海の水が流れ込んだのがフィヨルドと呼ばれる氷食谷の入江である。

海へ流れていく時に大量の土砂も運んだため、海の近くはそれらの土砂が堆積して谷はかなり浅い。たとえば、このナーロイフィヨルドの本流、ソグネフィヨルドは全長205kmだが、一番深いところは外海から90kmぐらい入ったところの水深1,308mであり、外海の近くは水深100mぐらいしかない。この深さ方向の特長のため外海の荒波が遮断され、フィヨルドは極めて穏やかな水面となっているのである。

フィヨルドが多く見られるのは、このソグネフィヨルドをはじめとするノルウェー西海岸。このあたりの外海である北海は、メキシコ湾暖流のおかげで北極圏であるにもかかわらず冬季でも凍結せず、フィヨルドの奥まったところは一年を通じて利用できる波の穏やかな絶好の港として栄えたのだそうだ。かつてはヴァイキングの基地、後には漁業の拠点となった。

フィヨルドは切り立った両側の崖と鏡のように美しい水面が見所なワケだが、実物を直接目の当たりにするのに比べ、写真では魅力が伝わりにくい観光地の代表例なのだとか・・(汗)。というわけで、しばらくたいしたことない写真が並ぶが、その場に居合わせた自分にとってはかなりの感動モノだったという次第(←今のうちから言い訳)。



(つづく)



Tag : Planar50/1.4Distagon28/2Distagon35/1.4Sonnar85/2.8

  1. 2008/09/02(火) 20:00:00|
  2. 2008北欧
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忍法フィルム装填の術(1)RTSIIの巻


別に忍法でも何でもないのだが、語呂合わせということで・・(笑)。今さらフィルム装填の仕方を講釈しても、という気もするのだが、デジタルカメラからこの世界に入った方も多いと聞くので、フィルムカメラ初心者向けに・・。

まずは、ワタシの主力機種であるRTSIIのフィルム装填の術。巻き取りリールの溝にフィルムの先端を入れて巻き上げればそれでおしまいなのだが、普通にやると、フィルムのコマNO.がちょうどコマの境目にきて、1Aとか2Aとか、AをつけたコマNO.で識別することになってしまう。





そこで、シャッターを半分ぐらい巻き上げておいてフィルム装填するのがミソ。こうすると、ネガのコマNO.がコマの中心にきて、あとあと管理するのに都合がいい。ちなみに途中まで巻き上げた状態でフィルム装填すると、裏蓋を閉めた後の最初の巻上げは通常の半分ぐらいの量になり、最初はカウンターも進まない。したがって、裏蓋を閉めて空写しを3回やると1コマ目にセットされる。これで、ちょうどカメラのカウンターとフィルムのコマNO.が一致する。RTSIIの空写しは自動的に1/60にセットされるので、空写し中は、レンズの絞りを目一杯絞って、かつ、レンズ先端を手で覆うなどして露光されないように工夫すると、1枚目まで露光されていない綺麗なネガができる。





巻き戻しクランクを廻して巻き緩みを取っておき、最初の空写しのうちは、フィルム巻上げのたびにフィルムが巻き解かれているか確認するのはもちろん基本である。RTSIIの場合、巻き戻しクランクを格納しておくと回転がフリーになるので、巻き解かれているかどうかの確認は、白いスリットの入った中の円盤が廻るかどうかで確認する。



(つづく・・のか?)



  1. 2008/09/03(水) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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44万アクセス御礼


昨日、44万アクセスを超えました。いつもご覧いただき、ありがとうございます。

夏休み以降ロクに写真を撮っていないことでもあり、しばらく北欧旅行が続きます。まだ旅行中に撮った写真の1/3にも達しておりませんゆえ・・(汗)。よろしくお付き合いのほど、お願いいたします。



  1. 2008/09/04(木) 20:00:00|
  2. アクセス御礼
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北欧旅行(16)スティーブ


鏡のような水面を滑るようにナーロイフィヨルドを進む。



CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
前方の右側になにやら集落が・・。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
フェリーはここに立ち寄るようだ。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
スティーブさんご夫妻が住む村、スティーブ。郵便局があり、その局長さんなのだそうだ。ここから投函するとスティーブ郵便局の消印が押される。お宝らしい・・(笑)。




CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
郵便物らしき袋を手渡しておしまい。




CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
フィヨルドがU字谷と呼ばれるゆえんがよくわかる一枚。海底も、こういう形をしているのだろう。



(つづく)




Tag : Distagon28/2Sonnar85/2.8

  1. 2008/09/05(金) 20:00:00|
  2. 2008北欧
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北欧旅行(17)カモメ


途中、ディルダルという村に立ち寄る。



CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
昔は小学校もある村だったのだとか。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
何度も似たような光景を見せつけられているのだが、飽きない・・。




CONTAX RTS II Distagon T* 35mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
フェリーの周りにはカモメが飛び交う。ここが川や湖ではないことを実感する。




CONTAX RTS II Distagon T* 35mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
ちょうど旗の上に泊まったところをカシャ!




CONTAX RTS II Distagon T* 35mm F1.4 F5.6 AE PN400N
このあたりでナーロイフィヨルドはおしまい。大きく右に舵を切って、アウルランフィヨルドに入っていく。



(つづく)



Tag : Distagon28/2Distagon35/1.4Sonnar85/2.8

  1. 2008/09/06(土) 20:00:00|
  2. 2008北欧
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北欧旅行(18)アウルランフィヨルド


ソグネフィヨルドの支流、アウルランフィヨルドを進む。



CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
たしかにナーロイフィヨルドよりも巾が広い。




CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
左前方にアウルランの町並みが見えてきた。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
U字谷の地形をうまく利用した町である。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
フェリーがこれだけ接岸できるのも、U字谷ならではだろう。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
かれこれ1時間半ぐらいデッキに出ていたので、さすがに寒くなってきた。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE PN400N
船内のラウンジで温かいコーヒーを一杯・・。フェリーの終点、フロムはもうすぐである。



(つづく)



Tag : Planar50/1.4Distagon28/2Sonnar85/2.8

  1. 2008/09/07(日) 20:00:00|
  2. 2008北欧
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北欧旅行(19)フロムへ


フィヨルド観光フェリーの終着点、フロムの港が見えてきた。



CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
何やらどでかい観光船が見える。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
これからグドヴァンゲンへ向かうフェリー。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
さすがハイシーズン、満員である。




CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
フロムの港が近づいてきた。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
いやぁ、でかい・・(汗)。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100
地上7階、地下2階のマンションのようである・・(笑)。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
フロム港へ到着。楽しかったフィヨルド観光はこれにておしまい。



(つづく)



Tag : Planar50/1.4Distagon28/2Sonnar85/2.8

  1. 2008/09/08(月) 20:00:00|
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北欧旅行(20)フロムにて


フィヨルド観光のメッカ、フロムにて。



CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
さすがに観光客でごった返していた。人口500人の町に年間45万人の観光客が訪れるのだとか。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
ここで昼食。カフェテリアのようなところでさっさと済ます。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
フロムはフィヨルド観光のフェリーとフロム鉄道の接点である。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
フロム鉄道の列車が到着。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
こちらも観光客でいっぱい。




CONTAX RTS II Sonnar T* 85mm F2.8 F5.6 AE PN400N
折り返し、ミュルダール行きとなる。




CONTAX RTS II Planar T* 50mm F1.4 F5.6 AE PN400N
フロム~ミュルダール間を結ぶフロム鉄道は、風光明媚な山岳鉄道として世界的に有名。




CONTAX RTS II Distagon T* 28mm F2 F5.6 AE REALA ACE 100
ドル箱の路線だけあって立派な車両である。



(つづく)



Tag : Planar50/1.4Distagon28/2Sonnar85/2.8

  1. 2008/09/09(火) 20:00:00|
  2. 2008北欧
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忍法フィルム装填の術(2)139Qの巻


さて、フィルム装填の術第二弾、139Q。こいつはコマNO.の位置がどうのこうのという前に、装填ミスがおきやすい。巻き上げリールにフィルムの先端を入れるわけだが、先端を入れる溝はゆるゆるでグリップされるわけではなく、フィルム装填したつもりがちっとも巻き上げられていなかった、というトラブルがおきやすい。パーフォレーション(フィルムの上下に開いている穴)を巻き上げリールの突起に引っ掛けることで巻き上げ力を伝える構造なのだが、フィルム装填して一回目の巻上げが完了するまで裏蓋を開けたままにして、フィルムが巻き取られているかどうかを確認してから裏蓋を閉めるぐらいに慎重な方がいい。




これぐらい巻きつけてから裏蓋を閉めるべし・・。フィルムの巻き方向はRTSIIと違い逆巻きである。



(つづく)



  1. 2008/09/10(水) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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