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うっちーの時々かめらまん

たまにしか写真を撮らない「時々かめらまん」。日本とブラジルで時々撮った写真をUPします。ご笑覧いただけると幸いです。

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ファインダー倍率


ファインダー倍率とは、ファインダーを覗いたときに肉眼で見るのに対して何倍なのか、という指標である。一眼レフの場合、レンズの焦点距離によってファインダーの像の大きさが変わるので、標準レンズの50mmを付けたときの倍率でカタログ表記されている。だいたい0.8倍ぐらいが多いのだが、値が大きいほど像が大きく見えるので、0.80倍より0.82倍の機種の方がファインダーが見やすい、などと、わずかなカタログスペックの違いが話題になる。

0701RX.jpg


さて、コンタックスのファインダー倍率は実際どうなのか、というのが本日の話題。カタログ値で全15機種を並び替えてみると、
0.87倍:RTS、RTS II
0.86倍:139、137MD、137MA
0.82倍:159MM、167MT、S2、S2b、Aria
0.80倍:ST、RX、RX II
0.74倍:RTS III
0.70倍:AX
となる。

ところが・・・

最近、アサヒカメラのニューフェース診断室の測定データを見ていて、興味深い結果を見つけた。そもそもファインダー倍率測定の条件は、
・撮影レンズ焦点距離50mm
・被写体無限遠
・視度調整-1dpt
というものだが、プラナー50mmF1.4の焦点距離実測値は、過去3回の測定データでは51.5mm、51.6mm、51.8mmとやや長く、ファインダー倍率の測定値を実焦点距離50mmに換算しているのか明確な記載はない。また視度調整-1dptというのも、視度調整装置を内蔵していない機種でどういう視度で測定されたか記載がない。

というわけで、色々疑問もあるが、測定値が載っていなかったり、ズームレンズ等50mm以外のレンズで測定して換算している機種を除き、50mm標準レンズで測定したという値をそのまま記すと以下のようになる。
RTS    0.82倍
RTS II  0.82倍
139    0.84倍
RX    0.74倍
AX    0.70倍
Aria   0.80倍
AXだけがカタログ値どおりで、あとは総じてカタログ値よりも低い。カタログ値は実焦点距離が長めのプラナー50mmF1.4で測定した値そのものを使っていて、この測定結果は実焦点距離50mmに換算しているのかもしれないが、よくわからない。被写体像が他の機種よりも遠めのRTS、RTS IIは、これが視度調整をしないままの測定値だとすると、-1dptに揃えればもう少し大きな倍率になると思われる。また、偶然にも手持ちの4機種が全てこの中に含まれており、手持ちのRTS II、139、RX、AriaのうちRXだけちょっとファインダー像が小さいかな、と感じていたが、この測定値はそれを裏付ける結果となっている。カタログ値よりもこの測定結果の方が、絶対値はともかく相対的な差としては体感に近い気がする。

まあ、そうは言ってもRXだって最近のAPS-Cデジタル一眼レフに比べればはるかに見やすいし、そういうデジタル一眼レフは撮像素子がフィルムより小さいのだから、50mmレンズの時のスペックではなく、銀塩換算50mm相当の画角になる35mmぐらいのレンズでの値を表記すべき、と思うのだが、そうすると軒並み0.5倍とか0.6倍とか、大きく見劣りする数字になるのでどこのメーカーも併記すらしていない。これが銀塩機と比較してデジタル一眼レフのファインダーの見にくさの一因であるのは間違いないと思うのだが・・。


  1. 2007/01/23(火) 21:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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CANON EOS 5Ds !


いやぁ、意外にキヤノンさんもマニアの心を理解していらっしゃる・・。Y/Cマウント用のフルサイズデジタル一眼レフ、EOS 5Dsを限定発売するらしい。

070401EOS5Ds.jpg


元になったのは、ハイエンドアマチュアにも手が届く唯一のフルサイズデジタル機、EOS 5D。ライバルがいないこともあって後継機のウワサがないと思ったら、こんなおいしいモデルを限定発売するらしい。そもそも5Dは、純正のEFレンズのみならず、フランジバックの短さを生かしたマウントアダプターでY/Cレンズの秀逸な描写を楽しんでいるマニアは実に多い。しかしながらアダプターゆえの悲しさ、自動絞りすら連動せず、ピントを合わせてから絞り込んでシャッターを切る必要があり、ファインダーが暗くなることや絞りを間違えないようファインダーから目を離す必要があるなど、およそ気軽に使える代物ではなかった。
今回限定発売されるEOS 5Dsは、Y/Cマウントに改造されており、自動絞りはもちろん、絞り設定値もファインダー内に表示される。露出モードは絞り優先のみで残念ながらMMモードには対応していないが、必要にして十分である。当然オートフォーカスは効かないが合焦時にピピッと音で知らせるフォーカスエイドが装備されている。ファインダースクリーンはMFしやすいようスーパープレシジョンマットEe-Sが標準装備されるらしい。他の機能はほぼ現行の5Dと同じ。オープンプライスだが、限定発売なだけにさすがに現行の5Dよりも割高になるようである。




なあんてことが起きないかなぁ・・。エイプリルフールでした・・(爆)。




  1. 2007/04/01(日) 09:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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Ariaしまった!


と、タイトルでダジャレると歳がバレるが(汗)、今回のスペイン旅行ではAriaでちょっとトラブってしまった。まあ、カメラが故障したのではなく、使い方が悪かったという類であるが(苦笑)、恥を忍んでご紹介・・。





その1 電池切れ
マドリッドに着いて喜び勇んで町中に飛び出したものの、何枚か撮っているうちに電池切れのサイン・・。過去にも海外旅行で現地に着いてほどなく電池がなくなりカメラ屋を探し回ったことアリ・・(汗)。そこで今回は、しっかり予備電池を持って行っていた。Aria用CR-2×2個、Ariaデータバック用CR2025×2個、RTS II用4SR44×1個である。いきなりシャッターがうんともすんとも言わなくなったので一瞬あせったが、電池切れとわかり、ホテルに戻って電池交換。ふふっ、備えあれば憂いなし、ってわけね。ただ、古い電池を抜き出したとき、「撮影枚数なんかの情報はどう保存されているのだろう?」と一瞬思った。新しい電池を入れて電源を入れると「キュ~ン」とフィルムが巻き上げられる音がし、フィルムカウンターもゼロにリセットされずそれなりの数字になっている。う~む、なかなか賢いワイ・・と思ったがそんなに甘くはなかった。

帰国後、現像してみると、1本目のネガが何やら変・・。データバックは通常1,2コマ目に露出データをまとめ書きするはずが2,3コマ目に露出データがあり、3コマ目の撮影画像と重なっている。また、フィルムの途中には未露光が1コマ・・。どうもフィルムの途中で電池を交換したために、フィルムカウンターが狂ったようだ。シャッターを切って電池切れを起こしたときに、機械的にはフィルムを巻上げたが、電気的には巻き上げ完了の情報をもってカウンターを進める直前で息絶えたらしい。そこで新しい電池を入れたとき、巻き上げ完了の情報がなくもう一度巻き上げたようである。機械的には2コマ進んだが電気的には1コマしか進まなかったわけである。1コマ少なくカウントされていたために巻き戻したときにカメラは1,2コマ目と勘違いして2,3コマ目にデータを書き込んでしまったようだ・・(汗)。


というわけでこんな写真が・・(恥)。


CONTAX Aria Distagon T* 35mm F1.4 F5.6 AE PN400N



その2 フィルム装填失敗
Ariaはフィルムの先端をオレンジ色のラインのところまで持っていき、裏ブタを閉めてシャッターを切れば自動的に1コマ目まで送られる(データバックで露出データ集中書き込みモードのときは3コマ目まで送られる)。RXなども同様である。うまくフィルムが送られなかったときは、カウンターが「00」表示で点滅するので、裏ブタを開けて、フィルム先端を合わせ直せばいい。よくできたメカである。




で、今回、何本か撮っているうちに、フィルムを入れ替えたら「00」点滅になった。丁寧にフィルム先端を合わせていればまず起きないのだが、慌てていてフィルムがちょっと短かったり、先端の巻き癖が強いとたまに起きる。


ああ、久しぶりにやっちゃったな、と思って裏ブタを開けたらビックリ!




なんと延々と巻き上げていて、Ariaも巻き上げすぎに気がついたのか(笑)、異常を知らせる「00」点滅になったようである。全部巻き上げてしまったわけではないのがこれまた謎なのだが、記憶をたどるとどうもフィルムの先端を深く入れすぎたのが原因のようである。初めての経験・・(苦笑)。フィルムはお釈迦になってしまったが、撮影した画像が失われたわけでもなく、未露光のフィルムを1本損しただけで済んだ。


まあ、いずれも大事には至らなかったのが幸いだが、日ごろよりもバンバン枚数を撮る海外旅行では、未経験の出来事が起きる可能性があるのでご用心。


う~む、それともカメラも時差ボケってあるのかしらん?(爆)



  1. 2007/05/19(土) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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コンタックスクラブ


コンタックスクラブがコンタックスサロンともども活動を終了することになった。コンタックスクラブに加入すると、各種イベントに参加できるほか、機関紙「DO」(年4回発行)や年鑑の配布を受けることができる。ただ、個人的に一番メリットがあると思ったのはボディやレンズの修理が2割引になる点であった。年会費8,400円であるから、オーバーホール(およそ2万円ぐらいかかる)を年に2つぐらい頼めば元がとれ、機関紙や年鑑はタダという計算になる。

クラブ終了は2009年3月末とのこと。今回、サービスステーションの閉鎖はアナウンスされていないし、機種ごとに決められた修理期限は今後も変わらないと思うが、あと2年足らずのうちに修理をお願いしておいた方がクラブ会員の割引を受けられるので賢明という事である。

さてと、どれを出すかなぁ・・(笑)。とりあえずボディもレンズも使えないような不具合はないのだが、この際OHしておきたい、というのは色々あるからなぁ・・。皆さんもお早めにどうぞ!



  1. 2007/07/08(日) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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CONTAX AX(その1)


オートフォーカス(AF)一眼レフの歴史は、ニコンF3AF(1983)のような特殊機を除けば、αショックと呼ばれたミノルタα-7000が登場した1985年から始まったといえよう。その後、1987年にはニコンF-501、キヤノンEOS650が発売され、本格的なAF一眼レフ時代に突入。もっとも保守的なニコンのプロ用F一桁シリーズも1988年のF4でAF化され、キヤノンもプロ用AF一眼レフEOS-1を1989年に発売し、80年代終わりにはプロ用も含めAFが主流になっていた。

この時期、コンタックスはどうしていたかといえば、ツァイスレンズのAF化が困難だったためにマニュアルフォーカス(MF)の道を選び、究極のMF機、RTS IIIを1990年に発売している。RTS IIIのカタログには、言い訳がましく、
「AFをはじめとする自動化だけが一眼レフの生きる道であるかのように感じられるが、最高に美的な映像を表現するための最高級一眼レフはMFでなくてはならない。なぜならフォーカスポイントは完全な点であり、その「点」に対して理想的に合焦するにはMFしかない」
と、今読んでもよくわからない(汗)理由を述べたて、完全にAF化に背中を向けたのだった。1992年にはST、1994年にはRXと、なかなかよくできたMF中堅機を発売し、RXに搭載されたDFIを見て、マウントを変えずにAF機能を持たすにはこのDFIのようなフォーカスエイドが限界だろう、と思ったものである。

ところが、1996年、折りしもニコンがキヤノンの後塵を拝していたAF性能を一気に高めたF5を発売した年に、コンタックスはAXという極めて奇抜なアイデアを具現化したAF一眼レフを発売した。AXのカタログには、これまた言い訳がましく、
「CONTAXもついにAFの時流に逆らえなかったのか、と嘆くのは早すぎます。なぜならこのAXは従来のカールツァイスT*レンズを使用するAFだからです」
と、結局AFやんか、という気持ちを助長するだけのキャッチコピーが踊っている。まあ、Y/Cマウントを変更することなくAF化した、ということを言いたかったのだろうが・・。

で、どうやって従来のY/CレンズのままでAF化をしたかといえば、レンズを駆動するのではなくフィルム面を前後に動かして合焦させることで実現したのである。これをオートマチック・バックフォーカシング・システム(ABF)と呼んだ。ボディの中に、もうひとつフィルムをセットしたボディーがあり、そのインナーボディーを前後に動かすことで焦点を合わせるのである。茶飲み話としてはおもしろいがよくもまあ実際に製品化してしまったものだ、という感じだが、それだけAFにあらずんば一眼レフにあらず、という世の中の風潮が強かったのだろう。ただ、このアイデアの具現化に際し、京セラお得意のセラミックス技術を駆使した高精度・低摺動抵抗のセラミックレールを採用したり、駆動電圧100Vの高トルク超音波モーターを開発するなど、あらゆる手を尽くして動かすマスが大きい割にはスムーズなAFを実現している。もちろん、ニコンやキヤノンの高速多点AFには及ぶべくもないが、意外な静かさと速さで合焦するのだ。

と、超長い前振りだったが、要するにそのコンタックスAXをゲットしたというお話・・(笑)。あまりAFの必要性は感じてなかったし、デカイお姿に恐れをなして敬遠していたのだが、格安中古を店頭で見つけ、思わずゲットしてしまった・・。で、せっかくなら露出を記録できるデータバックをつけるべきだわな、ということでD-8も入手。結局、けっこう散財・・(汗)。



メタボリックな外観・・(爆)。




重量は1080g(電池抜き)と結構な重さなのだが、図体がデカいのと持ったときに手になじむので意外に重く感じられない。まあバッグに入れて持ち運ぶときは辛いだろうが・・。


さて、Y/CマウントのAFカメラとなると、使ってみたいレンズは何といってもプラナー85mmF1.4。もともと被写界深度が浅いのに加え、絞り開放ではふわっとした画質なので(それが魅力なのだが)、絞り開放のファインダー像でピントを合わせるのはえらく大変。これがAFでスイスイとピント合わせできるならそれだけでも価値があるってもんである。



CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F1.4 AE REALA ACE 100
というわけで記念すべき最初の一枚。プラナー85mmF1.4の絞り開放である(笑)。まあ、この被写体、この距離ならピント合わせに苦労するわけではないが、それでも普通ならF2.8ぐらいに絞って保険をかけるケース。F1.4でもちゃんと撮れているのはやはりうれしい。




CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F2.8 AE REALA ACE 100
すぐF2.8に絞ってしまうヘタレである・・(汗)。まあ、この場合は被写界深度を考えると、絵的にはF2.8ぐらいが適当とは言えるが・・。




CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F2.8 AE REALA ACE 100
というわけでF2.8でスナップ。AFを作動させても「ピント合ってるかしらん?」と確認してしまうが、それでもMFでシコシコやるより速い。




CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F2.8 AE REALA ACE 100
手前の灯篭にピントを当て、半押しのままフレーミングし直してカシャ!
いわゆるフォーカスロックである。半押しが分かりにくいという声も聞くが、自分は迷わず使うことができた。




CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F2.8 AE REALA ACE 100
「あれ?誰か来た?」と振り返ったところをパチリ・・(嘘)。



(つづく)



Tag : Planar85/1.4

  1. 2007/07/19(木) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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Kenko KF-3YC


ケンコーからY/Cマウントの一眼レフ、KF-3YCが発売される。


0707KF3YC.jpg
同社HPより


姿形から見て、これは中国の江西鳳凰光学製ではないかと思われ、同社PHENIXブランドのニコンFマウント一眼レフ、DN60をベースに、トップカバーやボトムカバーを樹脂製として軽量化を図っているように見える。鳳凰は、以前、日本代理店の要請でDC303YCというY/Cマウントの一眼レフを生産したが、これとは微妙に異なる。鳳凰は元々ヤシカFX-3あたりの技術を日本から導入して長らくニコンFマウントやペンタックスKマウントの一眼レフを作ってきたので、今回のケンコーKF-3YCが鳳凰製だとすれば、先祖帰りのようなものである。

まずはY/Cマウントのカメラが新発売されるというのはメデタイ(嬉)。スペックも、機械式シャッター(1/2000秒、シンクロ1/125秒)、SPDによる中央部重点測光、視野率92%、倍率0.91倍(ほんとか?)のファインダーなど、マニュアル露出MFカメラとしては十分すぎるほどである。斜めスプリットマイクロのスクリーンというところが個人的には好みではないが、まあ、大騒ぎするほどのことではない。価格はオープンプライスとのことだが、実売価格は新品としては相当安そうで、程度のいいヤシカFX-3スーパー2000の中古あたりと伯仲するのではないかと思われる。少なくともコンタックスS2やS2bの中古などとは比べ物にならないくらい安いだろう。

高級感は期待薄だが、故障しても直しやすい機械式シャッターの一眼レフ、いざというときのために所有するのも悪くない。また、420gと非常に軽量なので、旅のお供のスペアボディとしても有効と思われる。




  1. 2007/07/23(月) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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CONTAX AX(その2)


本日は、いったいぜんたいAXのAFはどうなのよ、というお話。AXの操作系はコンタックスの文法に則りRXなどに酷似しているが、AFのためのレバーなどが加わっている。AF機を初めて手にして不慣れなので、「そんなのAF機じゃ当たり前だよ」という点も多々あるがご容赦。



まずカメラ上面には、AFモードを切り替えるフォーカスモード切替レバー。MACRO-MF-SAF-CAFの4モードを切り替える。




もうひとつ、カメラの背面にはFボタン/Fダイアル。FダイアルでAFとAFLを切り替える。



さてとこれだけでMFカメラしか使ったことのないワタシは混乱・・(汗)。まずは有楽町のサービスステーションに取説を買いに行った・・(爆)。

で、以下、その解説。色々なことが書いてあるが、もっともシンプルに理解すると・・

1)フォーカスモード切替レバー
・SAF(シングル・オート・フォーカス):AF作動後、合焦するとそこでフォーカスロックされる。
・CAF(コンティニアス・オート・フォーカス):連続的にピント合わせし続ける。

2)Fダイアル
・AFL:シャッターボタン半押しでAF作動。
・AF :FボタンでAFが作動。シャッターボタンではAFは作動しない。

ということらしい。それならFダイアルの方は、AFL/AFではなく、SB/FBと表示してくれればもっと分かりやすいのに、と思ったが、まあしょうがない。要するにAFLはシャッターボタンにAF作動機能も持たせているのに対し、AFはシャッターとAF作動をシャッターボタンとFボタンに機能分担させているということである。

というわけで最も標準的な使い方はSAF+AFLだということが分かった。シャッターボタンを半押しにしてAFを作動させ、そのままシャッターを切る、という使い方である。



CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F1.4 AE REALA ACE 100
プラナー85mmF1.4でピントがバシバシ合う、というのはとてもメデタイ・・。




CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F1.4 AE REALA ACE 100
カメラボディのピント精度もまあ問題ないようだ。



ただ、SAF+AFLでは、シャッター半押しでAFが作動しても測距不能でピントが合わなかった場合は次の動作に移れないらしく、シャッターは下りない。そのときはAFLをAFにしてAF作動と関係なくシャッターが切れるようにするか、SAFをMFにして撮ればいいのだが、なんとSAF+AFLのままFボタンを押すと強制的にシャッターが切れる。咄嗟にシャッターが切れるようにしたつもりなのだろうが、よほど体で使い方を覚えていないと親指でシャッターを切るなんてできないと思うのだが・・(汗)。まあ、実際使ってみると、測距不能になったときはFボタンを押しながらシャッターを切ればよい、ということのようで、どうせならそう書いてくれよ、という感じであった。



CONTAX AX Planar T* 50mm F1.7 F5.6 AE REALA ACE 100
片手で構えてカシャ! SAF+AFLはシャッターボタンがAF作動を兼ねているので片手撮りが簡単にできる。



さて、通常のAF一眼レフにはAF/MF切替がボディまたはレンズにあり、これがAFになっているときはMFできないのが普通であるが、このコンタックスAXは、切り替えレバーやダイヤルがどの位置にあってもレンズのピントリングによるMFは機能する。これはカメラのAF後にMFでファインダー像を見ながら微修正したい場合に有効であり、コンタックスはあくまでもAFより肉眼でのMFが優先する、という思想の現れでもある。今では珍しくないものの、AXの美点のひとつである。



CONTAX AX Planar T* 50mm F1.7 F5.6 AE REALA ACE 100
AF作動後、MFでピントを微修正してカシャ! なかなか便利である。




CONTAX AX Planar T* 50mm F1.7 F5.6 AE REALA ACE 100
ガラス越しでも問題なく合焦。



フロート方式を採用しているレンズは、レンズとフィルムの距離だけでピントを合わせると画質低下を招くことがあるので、ピントリングでおよそ合わせておき、カメラのAFで微修正する、という使い方が推奨されている。D15/3.5、D18/4、D21/2.8、D28/2、D35/1.4、PC-D35/2.8、P85/1.2、S180/2.8、TAT300/2.8、MP100/2.8はフロート方式のレンズであり、これらのレンズを使うときは、ファインダー内のバックフォーカススケールで可動ボディーの移動量を見ながらピントリングをまわし、特に広角系では可動ボディがベースポジション近くに留まるようにして撮ることを要求している。まあ、これは基本的にMFでピント合わせしておき、AFは微修正にだけ使え、ということであり、結局これらのレンズはピントリングとカメラのAFをいつも併用することになる。

こうしてMFを併用するようになると、だんだんFダイアルをAFLではなくAFにすることで、ピント合わせをFボタンに割り付けた方が心地よく感じるようになった。ピントを合わせる必要がない(=すでにMFで合わせている)時には、シャッターボタン半押しでそれまでのピント合わせをご破算にするより、Fボタンでピント合わせ、シャッターボタンで撮影、という方が、分かり易い気がする。

シリアルナンバーが製造末期の2万番台はAF速度に改良が加えられているというウワサがあるが、比べたことがないのでよくわからない。2万番台でなくてもOHすると改善するという話も聞く。少しでも速くという気持ちはわからなくないが、ヤフオクにAXが出品されると必ずシリアルナンバーの質問が飛び交い、2万番台となると急に高く取引されているのを見ると、あまり目くじらをたてるのもどうか、という気がする・・。ワタシのは2万番台ではないが、自分でMFするより十分速いので満足である(笑)。



CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F2.8 AE REALA ACE 100
ネコが飛び出してきたので、咄嗟に一枚。こういうときはAFが速いなぁ、と思った。



もうひとつの美点は、どんなメーカーのレンズでもマウントアダプターを使ってAXにつけられれば、AFが使える点である。京セラ自身は全く推奨していないし、取説にもいっさい記述はないが、この機能によってAXはマウントアダプター遊びのマニアに珍重された。どうせ実絞りで撮影するのだから速写は期待できず、それならAFでなくてもよさそうなものだが、クラシックレンズをAFで撮りたいとなると、たしかにいまだにこのAXが唯一無二の存在である。まあフランジバックの関係でEOSの方が使えるマウントは豊富だと思うが、わっか遊びでAFを使いたい方は是非どうぞ・・(笑)。



(つづく)



Tag : Planar85/1.4 Planar50/1.7

  1. 2007/07/28(土) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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CONTAX AX(その3)


AXはAFカメラである以外に、独自のマクロ機能がある。それは、フォーカスモード切替レバーのMACROモードである。MACROモードにすると可動ボディは最大値の10mm移動した状態で固定され、10mmの接写リングをはさんだのと同じ状態になる。MFでピント合わせすることになるが、どんなレンズでも最短撮影距離が短くなるので簡易マクロ機能として使える。たとえばP50/1.7の最短撮影距離は通常だと60cmであるが、MACROモードを使えば30cmまで寄れる。もちろん本来の設計範囲外であるから画質は落ちる。ただそれは接写リングを使うのと同じであるから、クローズアップレンズなどの光学系を付加するのに比べれば原理的にマシである。この機能は取説でも丁寧に取り上げられており、各レンズの最短撮影距離がどれくらいになるか記載されている。



CONTAX AX Planar T* 50mm F1.7 F2.8 AE REALA ACE 100
プラナー50mmF1.7で普通に撮った図。




CONTAX AX Planar T* 50mm F1.7 F2.8 AE REALA ACE 100
マクロモードで接写。



さらに、MACROモードを使わなくても、ピントリングを無限遠以外に持ってきておいてAF作動させると、そこから更に最大で10mmまでレンズが繰り出される(フィルム面が最大で10mmまでレンズから離れる)ので、本来の最短距離よりもさらに近接撮影ができるようになる。



CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F2.8 AE REALA ACE 100
プラナー85mmF1.4にてピントリングを無限遠より近づけてAF撮影。




CONTAX AX Planar T* 85mm F1.4 F2.8 AE REALA ACE 100


両方使ってみたが、いちいちMACROモードに切り替えない後者の方法が便利だった。SAFモードのままレンズ本来の最短撮影距離よりも近いと思われるところまで近寄り、ピントリングを適当にまわしてからAFを作動させれば、簡単にピントが合ってくれた。


以上、3回にわたってAXについて書いてみた。AXをすでにお持ちの方は百も承知だし、お持ちでない方は興味がない内容なので、いったい誰の役に立つんだ、という記事だったが(汗)、まあAXというのは、通常のAF機能以外に、わっか遊びをAFで出来る点や簡易マクロ機能を持っている点など、ABF特有の特長を有している点をお伝えしたかった次第。

このAX、1996年4月に発売され、翌年の1997年3月には生産完了してしまった。そして二度とこのABFシステムは採用されなかった。歴史に「たられば」は禁物であるが、AFはこのAX程度で十分なんだ、と割り切ってNシステムは開発せず、Y/Cマウントに固執していればまた違った展開だったのでは、と思えてならない。EOSデジタルにY/Cレンズをつけて撮るのが流行っている昨今の風潮を見ると、Y/Cマウントのままデジタル化してもよかったのではないかと思う。AFだってABFをデジタルで実現すればいいわけで、そのときに動かすのはミラー廻りをはじめとするファインダー系とCCDであるから、AXよりもコンパクトになる可能性だってあったはずである。

奇抜な機構にもかかわらず意外と使いやすいAXを手にして、こんな妄想を抱いてしまった。



Tag : Planar85/1.4 Planar50/1.7

  1. 2007/08/01(水) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
  3. | トラックバック:0
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CONTAX RTS II


Y/Cマウントのコンタックスのうち、どれが一番好きか、と聞かれれば、RTS IIである。もちろん全15機種のうち、所有したことがあるのはわずか6機種であるから、あまりアテにならない嗜好ではあるのだが、初代RTSのポルシェデザインを引き継いだ魅力的なフォルム、旧式とはいえ当時のフラグシップ機としての高級感、独特の素早いシャッターボタン、今や小さめのボディサイズなどがその主な理由である。

ちなみに全15機種とは、
【RTSシリーズ】
RTS    142x89.5x50   715g
RTS II  142x89.5x50   735g
RTS III   156x121x66   1150g
【中級機シリーズ】
ST    151.5x97.5x55  800g
RX    151x104.5x59   810g
RX II   151x104.5x59   810g
AX    162x123.5x72  1080g
【小型機シリーズ】
139     135x85.5x50   500g
137MD   143x92.5x51   590g
137MA   143x92.5x51   610g
159MM   138x89x55     520g
167MT   149x91.5x51.5  620g
S2      134.5x89x51   565g
S2b     134.5x89x51   565g
Aria    137x92.5x53.5   460g
である。
RTSやRTS IIはフラグシップ機ゆえ、大きくて重いと思われがちだが、重さはともかく、大きさは後の小型機シリーズと遜色ないのである。

わがRTS IIは、昨年の2月にすったもんだの挙句手にして以来、主力の座をRXから奪い活躍中であるが、フィルム送りがちょっとばらつくのが気になるのと、外観もややキズが目立つ。

今回、地元のカメラコレクターの方からほとんど無傷のRTS IIを譲ってもらうことになった。デジタルに移行したのでもう銀塩は撮らないから、ということだそうだが、条件はただ一つ、防湿庫にしまい込まずに大事に使って欲しいとのこと。



たしかにつや消しの残るすばらしいコンディションの外観・・(嬉)。コンタックス50周年記念バッジまで付いている。好みではないが、もう1台のRTS IIと識別しやすいよう、とりあえずは着けておくことにした。メカも傷みはなく、かつ、好調なようである。


まずは恒例のピントテスト。


CONTAX RTS II Planar T* 85mm F1.4 TLA-280 F1.4 1/60 REALA ACE 100
まあ、よさそうである。ネガのコマ間隔も綺麗に揃っていた。




CONTAX RTS II ML35mm F2.8 F5.6 AE REALA ACE 100
さっそく試写。時々露出が半段ぐらいオーバー目かな、と感じるときもあったが、まあ問題ないだろう。なにより今までのRTS IIより巻き上げはスムーズだし、新品のボディを手にしたような感触である。




CONTAX RTS II ML35mm F2.8 F5.6 AE REALA ACE 100




CONTAX RTS II Planar T* 85mm F1.4 F5.6 AE REALA ACE 100




CONTAX RTS II SIGMA Fisheye 15mm F2.8 F5.6 AE REALA ACE 100



う~ん、やはり程度のいいブツは高い満足感が得られるものだ。どうせ中古なのだからあまり神経質になるのも考えものだが、特にお気に入りの機種であればこういう贅沢もいいものだ、と思ってしまった。

それにしても夏のボーナスが出たらG1かT3か、などと考えていたのに、現実はAXにRTS II・・。それぞれ魅力的なボディではあるものの、何をやっているんだか・・(汗)。

どうもマウントを増やさない、という方針が限界に達している気がする・・(爆)。



Tag : Planar85/1.4 ML35/2.8 SigmaFisheye15/2.8

  1. 2007/08/03(金) 20:00:00|
  2. カメラの話(Y/Cマウント)
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D18/4? RTS II?


北海道旅行中、やたら暑い富良野をうろついていたときのこと、ディスタゴン18mmを付けて撮ろうとしたら、ミラーアップしたまま戻ってこない・・!新入りボディの方だったので、最初はボディの露出計を疑い、シャッターが開きっぱなしになったのかと思ってシャッターダイアルを回したり電源スイッチを切ったりしたが、全くダメ・・(汗)。

試しにレンズを外してみたら、ミラーが元に戻る。ん?こりゃD18/4のせいか??というわけでもう1台の使い慣れたボディに付けてみたが同じ症状・・。よくよくボディを眺めてみると、2台ともミラーがずり落ちてくるコンタックス特有の持病が進行中のご様子・・。どうもずり落ちてきたミラーがミラーアップ時にわずかにD18/4とせっているらしい。




ミラーがちゃんと上がらないとシャッターも切れないようだ。慌てて他のレンズを試してみたが、他のレンズではボディ2台共問題なし。





D18/4は結構ミラーボックス内に飛び出ているので、ミラーがずり落ちてくると他のレンズよりも干渉しやすいようだ。後玉の枠にはこすった跡があるが、後玉自体には当たっておらずレンズに傷はついていないが・・。そういえばD18/4はEOS5Dで使えないレンズリストに入っていたかも・・(苦笑)。今まで使えていたのに・・、と思ったが、よくよく思い返してみるとRTS II+D18/4というのは久しぶりである。




CONTAX RTS II Distagon T* 18mm F4 F8 AE PN400N
先にミラーアップしておけばシャッターが切れるので無理やり撮った図・・(汗)。


結局諦めて、D18/4はタオルにくるんで衣類の中に入れてしまった。う~む、残念。D18/4に本来責任はないのだが、ミラーズレしたボディには弱いというわけ。まあ、めったに使わない画角なのでそれほど不自由しないが、せっかく持ってきたのに・・。せめてどちらか1台で使えればよかったのだが、同一機種2台体制が裏目に出てしまった・・(汗)。



Tag : Distagon18/4

  1. 2007/09/12(水) 20:00:00|
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